2009年7月26日日曜日

羊の皮をかぶったPC-MM2 Mebius MURAMASA

を作成してしまった。

腰痛のひどい頃にネットショップから購入したSharp Mebius MURAMASA PC-MM1。この機種は、薄くて軽くて、デザインも良く、大変気に入っていたのだが、CrusoeというCPUのためか、1GHzのクロックにも関わらず、モッサリと動く機種だった。これが、その後継機であるPC-MM2になるとCPUがEfficeonと言うのに変わっていて、すんなり動くと評判だった。ので、PC-MM2を手に入れていたのだ。

が、PC-MM2と言う機種。折角の綺麗な銀の筐体から液晶部分が黒に変わってしまっている。それに、クリックボタンの品質が悪くなって、直ぐに剥げて見苦しい状態になってしまうのだぁ。

そこで、PC-MM1をドナーにして、PC-MM1の皮を被ったPC-MM2計画を思いついたのだったのは、もう半年ほど前かなぁ...。レッツノートのSSD化で快適になってしまってから、Mebiusの出る幕がほとんど無くなってしまってたんだなぁ。でも、軽くて薄いのは持ち運びにも何かと便利。特に今の腰痛状態では、薄軽を作っておくことは"転ばぬ先の杖"♪

前置きが長くなり申したが、やっと工作が始まったのさぁ。

本体カバーのUSBポート周りの寸法が異なっていて、すんなり交換できないことは知っていた。それでも、いざ始めてみると、意外に悪戦苦闘。こりゃ、ヤスリとドリルを常備している人で無いとできないわなぁ。

1.PC-MM1の液晶をPC-MM2移植
 えっ、ヒンジが入らない。
 ヒンジのサイズが違う..。→液晶パネルの取付部を削る。
 あれっ、ヒンジの径が大きい。→ヒンジ枠も削る。
↑なんとMM1とMM2のヒンジには互換性が無い。削ったりヤスッたり。

2.PC-MM1の本体カバー移植
 モバイルS/Wの枠は両面テープ貼付なので、簡単に剥がせる。
 穴あけはドリルとヤスリ。現物合わせで頑張る。
↑モバイルS/Wも移植するため、穴あけ加工

PC-MM1では、元々バッテリ上部でネジ止めするが、PC-MM2の本体と干渉するので、ここもヤスリ掛け。代わりにPC-MM2はバッテリ上部に止めの出っ張りがあるので、その分、カバーに穴あけ...。

あっちを削ったり、こっちに穴を開けたり。ほぼ二日掛かりの作業になってしまいましたぁ。


↑レトロなPC-MM2の出来上がり♪

さて、やっと羊の皮を被ったPC-MM2が出来上がりました。元々が中古購入なので、"美品"とまではいかないものの、愛着の湧きそうな機種の出来上がり♪丸い電源スイッチも見逃せないポイント!
普通な感じで普通に使えるのが嬉しいねぇ。

めでとし、めでとし。

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