2010年10月31日日曜日

cafe Tool Box

にトライクに乗ってお茶に出掛けてのう。

暫く前に手に入れたフリーペーパーの"ON THE ROAD Magazine"なる雑誌に載っておって気になっとったお店への出掛けたんである。その記事の中には、店主がT-Rexなる三輪車を駆る姿が掲載されておって気になっとってのう。カワサキの1,400ccエンジンを積んだ後輪1輪の三輪車で、ドリフト走行が得意なレーシングスポーツ。

そんな楽しげな車体があるならば、実写を見たいものとの思いもあり、妻をタンデムシートに座らせて散歩と洒落込むも良かろう。

ToolBoxなるcafeは、花小金井からほど近い住宅街の中にあって、初めてならば少々分かり難いが、妻が見つけてくれてのう。

↑ザックスマダスあり、モンキーあり、ドラムあり。

店内は、大好きなおもちゃを集めて来たような有様。

↑フレームまでアルミ製の気合の入ったモンキー

↑今回の注文はホワイトカレーのセット
↑600円でこのボリューム。しかも旨い♪
↑お洒落な形のカップに入った"カフェ・俺"

曇り空だったり、小学生のいたずらの的になってはいけぬと、T-Rexは通常ガレージに仕舞われておるらしく、生憎と今日は現車を見るには至らなんだが、快適な空間で美味しいお昼ご飯にありつけたならば、良しとしようかのう。

単車で散歩と言えば、遠くに出掛けてと言うのが、長らくのお決まりであったが、こんな風に近くのお店に散歩がてら出掛けて楽しむと言うのも良いものであるのう。折を見てまた訪れるも良かろう。
めでとし、めでとし。

V-twinマグナトライクのトリプルツリー交換終了

の旨が昨日告げられてのう。

早速に取りに行きたいのは山々であったが、あまりの天気に悪さに先送りとしておったのだが、明けて本日となれば、昨日の雨と暴風雨の予想が嘘のような天気となった。
なれば、引取りに行くが良かろうと、荻野モータースへと赴いたんである。仕上がりは上々。先ずは、軽く試走をしてみるならば、これはもう、先日までの暴れ馬とは段違いの操縦性の良さを纏っておったわい。

荻野モータースの兄さん曰く、「以前に比べると、ハンドルの暴れ方は半分くらいかな。」との由であったが、実際に乗ってみるならば、ステアリングは軽く、段差も気にならぬ。強いて言うなら、あまりに軽いステアリングに幾分心許なさを感じないではないが、むしろ素性の良さを物語る程度の感触かのう。

暫くハンドルの軽さが気になる様子が続くなら、改めて、ステアリングダンパーを追加するも良かろう。

↑手計算よりも幾分トレール量が多い様子だがこの位が程好い加減かも知れぬ。

手計算では22mm程の予定であったが、写真解析(!?)に寄れば50-60mmほどのトレール量に落ち着いた様子に見えるのう。

↑80mmのフォークジョイントと8゜レイクのトリプルツリー

これほども素直なハンドリングなれば、トライクは楽しい乗り物よのう。スクーターやアメリカンのトライクが街には出回り始めておる様子なれど、トレール調整の済んでおる車体は、必ずしも多くない様子を感ずる。あの危ないハンドリングのままで無理やり乗っておる御仁が少なからずおるならば、是非トレール調整をお勧めしたいものよのう。

特にスクータータイプのトライクの類なれば、フロントフォークのシャフト取付け位置を反転して前後に入れ替えるだけでも随分と乗り易くなりそうに見ゆるでのう。逆にもとよりトレール量の小さなトラッカーやスポーツタイプの単車をベースとしたトライクならば、トレール調整無しに程好い加減に仕上がるやも知れぬのう。

↑ドキドキしながら乗ってると言いつつ、タンデムする妻であるが、彼女の方がむしろ車体には合っている様子

あっという間に寒い季節がやってきてしまいそうだが、季節を越えて長らく楽しめそうな予感であるのう。
めでとし、めでとし。

*.トリプルツリーの交換と軽点検整備で¥21,000也。良い仕事をしていただいた様子よのう。

2010年10月30日土曜日

兄上の誕生日会

に出掛けてのう。

妻は大磯の茶会に出掛けておって、帰りは大磯から平塚まで3時間以上掛けた上でバスに乗り換えて登戸にやってきてのう。大風で電車が橋を渡れなんだそうである。

身共は、強風雨の中を出掛けて行ったのだが、流石台風が上陸しつつある中では、外を歩く人影も無く、家を出るならばあっという間にずぶ濡れの如き様相となろう。
会場となる登戸は、兄上の住まいからはそう遠くはなく、家族中の者皆常連に近い様子であった。

↑いきなり船盛りからはじまるのも良いのう。

誕生を祝いつつも、家族談義に明け暮れるが良かろう。

↑仕上げの味噌汁も豪奢であるのう

旨い幸をたらふく胃袋に砕き入れ、上機嫌で帰り付いた次第。
めでとし、めでとし。

2010年10月27日水曜日

ヒコベエ

を読んでのう。

妻が借りてきた本であるが、面白そうなので、又貸ししてもろうたのだ。
面白そうなのだが、中々読み進まん。

飛ばせたのは、ほんの序盤のみで、以降は、一寸読んでは止まり、休み休みを繰り返すこととなってしもうたのだ。ヒコベエの著書なる藤原正彦氏は、信州人である。北信出身の身共とは異なり諏訪の出身であると書かれておるのだが、描き込まれた情景に小さき頃の記憶が重なってのう。

親父様から教えられた数々の思想や工夫、農家に訪れる季節ごとの行事、ガキ大将に喧嘩の日々。「何もかもが懐かしい。」なぞと感慨に耽りながら、文字を追うならば、やたらと時が刻まれてしまおうというもの。


そんな状況なれば、改めて予約を入れてみたのだが、既に9人の予約が入っておった。返却は明日。きっと、誰かが借りるたびにその家族も読みたがり、と言う循環が続いておるのだろうて。
さすらば、もう少しもう少しと読み進めて、丸一日ほど掛けて読み終わったのは、午前1時を回っておったわい。

単に、面白いだけでなく、やおら郷愁の香りを運んでくる様子の本であったのう。
めでとし、めでとし。

2010年10月24日日曜日

建長寺の茶会

に妻が赴いてのう。

その折にミサぴょんからハロウィーンに因んだお饅頭を貰うてきたのだ。
↑頗るニコヤカなかぼちゃであるのう。

この笑顔を食してしまうのも勿体無い感が漂うが、日持ちも儘ならねば、内蔵にて処理させるが良かろう。なかなかにして美味しいのう。

めでとし、めでとし。

革靴の修理

を試みてから1年程が経とうとしておるかのう。

革靴を洗って直して底を付けたり底の痛んだところにグルーガンで補修したりとしておったのだが、少々按配が悪うなってのう。

洗って見事に蘇らせたつもりじゃった革靴は、このところの雨での水溜りに足を踏み入れるなら、あっという間に水が滲みてこよう。脇から入るのは仕方なかろうが、底を全てコーキング材で防水処理してしまうが良かろうと思いついてのう。

そして、グルーガンでの修理を試みたもう一方の靴は軽くて履き心地が良いのだが、その分減りも早い様子。なればこちらも再度グルーガンで盛り上げるが良かろう。
↑底張り前の革靴と踵をグルーガンで補修したもう一方の革靴

これにて、もう暫しお付き合い願うとしようかのう。
めでとし、めでとし。

Panasonic Let'sNote CF-T2のHDD交換

を再び行なうことにしてのう。

暫く前に会社で使っておったレッツノートのHDDが壊れて交換したのは8月の事じゃったかのう。前回壊れた端末に前後して購入しておった同型機が先日似た様な症状に見舞われてのう。

勝手に再起動するは、落ちてしまうわ、でHDDが終焉を迎えつつあることはほぼ明らかな様子であったのう。一度通った道ならば、仕事は速かろうと、壊れた端末を家に持ち帰り、前回同様に復旧を図ったんである。

前回同様、EASE USを用いて、サルベージを行なうならば、1時間ほどで完了。サルベージに二日以上も掛かった前回とは大違いであるのう。

↑ついでにXPのアップグレード。約140個ほどのアップデートモジュールのインストール。

溜まりまくったアップデートパッチに2時間ほど。HDD交換よりも随分時間が掛かってしもうたのう。まぁ、これで再び快適に使えるようになるならば、めでとし、めでとし。

CBX750F Boldor'のバッテリー

が又もあがってしもうた様子じゃ。

2週間振りにエンジンだけでも掛けておこうとキーを回したのだが、一発始動に至らず。チョークを開けて、2度3度とスターターを回すうちに、クランキングできぬまでに電圧が降下してもうたようじゃ。

そもそもシートカバーを荷紐で縛ってあると言うのが、面倒加減を増長しておる。なれば、もう少し楽にするが良かろう、とちいと知恵を絞ってみたのである。

↑荷紐は荷紐でもホックを付けて着脱を容易に
↑幾分かマシになろうかのう

そもそも、バッテリーのインストール前に補充液を足した段階で、補充電を行なったおらなんだのが、まずかったであろうかのう。
しかし2-3週間でバッテリー上がりになってしもうては、あまりにも使い勝手が悪かろう。なれば、構想3年の計画を実行に移すべき時であろうか。
SolarChargerSystemAd-In計画である。既に部品は病床にあった頃に取寄せておったのだが、それが、それが16V10mAを叩き出そうと言うサンヨー製アモルファス太陽電池である。

↑先ずは、逆流防止用にダイオードを接続

残る工作は追って進めることとしようかのう。中々、捗らんのう。
全く困ったもんである。

2010年10月23日土曜日

ハートフル歯科

に赴いてのう。

2-3日前から、犬歯の下辺りに痛みを覚え、診てもろうたのだが、何とも無いらしい。急にはじまる痛みが、暫し続く症状が何度か現れておったのだが、何故であろうかのう。

なれど、痛みのある場所とは別のところに虫歯が見つかってしもうて..、これは改めて治療せねばなるまい。

全く困ったもんである。

V-twinマグナトライクのトリプルツリー交換

の実行に移る時がやってきたと見ゆるのう。

先の予備的考察により、8゜のレイク角と80mmのロングフォーク化にて約20mmのトレール量が適当と判じたならば、見合う部品を発注しておったのじゃ。

中野のメタルワークスさんに注文した8゜レイクの三又が先ず届いたのだが、こちらは少々過剰梱包気味なるも、重い部品でもあり、このくらいが適切であろうか。

梱包を解く暇も無く、静岡の切削屋さんに注文しておったフォークジョイントも届いてしもうた。
↑新聞紙いっぱいに梱包された三又とジュラルミン削り出しのフォークジョイント

この二つの部品が揃ったからには、三又交換を単車屋さんにお願いせねばなるまい。トライクなれば、置き場所の小さな単車屋さんには嫌われること間違い無 し。ガレージがあって、ホンダ車を扱う単車屋さんならば向きであろうと、暫し前から目を付けておった「荻野モータース」へと相談に向こうてのう。

この荻野モータースなる単車屋さんには、大型・小型・等々様々な単車がドック入りしておるのを見ておったのだ。ハーレーあり、シンユーのボーグあり。訪ねて相談してみるならば、メカニック然とした兄さんが出てきたんである。

店構えから、爺さんがやっている店に違いなかろうと踏んでおっただけに、拍子抜けに近い驚きを感じてしもうた。現車が無いと、なんとも言えぬとのことで、早速V-twinマグナトライクと到着したばかりの部品を持って再参上つかまつれば、「チャレンジしてみましょう」との事に相成り、そのままドック入りとなったんじゃ。

仕上がりには10日ほどが掛かろうとのこと。暫しの我慢であるのう。

値引き交渉をした結果、
 ・8゜レイクの三又:¥45,500-
 ・80mmフォークジョイント:¥6,000-
にての仕入れであった。
 これに交換工賃を加えると〆て¥75,000-程の見込みとなろうかのう。

これで、安全快適に走れるようになれば、めでとし、めでとし。

釜飯Japanesqueゆう季

なるお店へとランチに出掛けてのう。

今の家に移り住んで間もない頃に、小洒落たお店であるのうと、そのうち参ろうと妻と申し合わせておったのだが、それから早5年。げに月日の経つのは早いものであるのう。

↑玄関先の雰囲気
↑外から想像するよりもルーミーな店内
↑武蔵境にもこのような洒落た構えで営業する店があろうとは...
↑先ずはオードブル。贅沢にもトリュフが添えられる。中央には、パン生地にメキシカンなひき肉豆が乗る。
↑アマダイをオイスターソースに絡めていただく
↑本命の釜飯。こちらはホタテ
↑かきの釜飯
↑デザートは頗るゆずの香りのシャーベットと酸味のあるりんご
↑念のためにお品書きも

妻には頗る大評判であったのう。残ったおこげをお茶漬けにしていただくのも、美味しゅうてのう。
めでとし、めでとし。

2010年10月18日月曜日

V-twinマグナトライクのトレール量についてのスタディ

をしてみてのう。

そもそもディファレンシャルの付いた三輪車ならば、後輪の回転数は左右で自由になろうが、それがハンドリングにも多大に影響しよう。後輪の回転差による回転軸はキャスタ軸に沿うものとなろうが、キャスタ軸の延長接地点とタイヤの接地点にはトレールと呼ばれる差が存在するのだそうな。

改めて、支点、力点を思い描きながら考えると、ハンドリングを安定させるには、キャスタ軸の延長線に接地点を合わせて地面との摩擦による拘束力を高める方法と、滅多やたらにトレールを延長し振れ量事態を小さくする方法がありそうな気もするのだが、事実上は前者に効果があろう。

だが、気をつけねばならぬのは、ゼロトレール若しくはマイナストレールにせぬように配慮することであろう。キャスタ軸よりも前に接地点があるならば、直進時の収斂力失うことになろう。これは危ういに相違無い。

V-twinマグナのトレールたるや160mmほどもあるらしい。二輪なれば直進安定性の増すディメンジョンなれど、三輪車では、暴れ馬そのものの原因となろう。
なればと、トレール変更による改善の余地が無いかスタディーをしてみたのだ。
キャスタ軸に対して8度ほどレイクさせるならば、フォーク延長をせぬ場合30mmほどのトレールが実現できよう。
フォーク延長を93mmで13mmほど、フォーク延長を80mmで22mmほどのトレール量を得る計算を得た。
↑なるほど、8度レイク、80mm延長と言うのは程好いディメンジョンであるやも知れぬ。

じゃじゃ馬馴らしには、この辺りから試してみようかのう。

2010年10月17日日曜日

妻の京都土産

にあやかってのう。

この週末、彼女は久し振りの京都スクーリングに出掛けておってのう。

楽しみの多いスクーリングなれば、少しでもその想いをと、土産に託してくれたらしい。
↑見たことの無い新しいお菓子の数々

めでとし、めでとし。

マグナトライクのオイルと冷却水の交換

メンテナンスをしてもろうてのう。

いささか、調子が良いのか悪いのかよう分からぬマグナトライクなれば、思い付くメンテナンスは少しづつ始めるが良かろう。
手始めに、オイルメンテナンスとロングライフクーラントの交換をしておけば、エンジン周りは幾分安心できようと言うもの。
向かったのは、先日手袋を購入したばかりのドライバースタンド2りんかん。

オイル交換は直ぐに終わるとの話であるが、冷却水は落ちるのに時間が掛かるため、2-3時間見て欲しいと事。ここで、やらねば機会を無くしそうな気がして、双方の依頼を決めたんである。

↑PITで作業を待つマグナトライク。とメンテナンスの記録に走行距離をパチリ

11,389kmにて、オイル交換とクーラント交換を実施。

・ホンダウルトラG2 10W-40 ×2本:¥3,044
・カワサキラジエータクーラント1l:¥1,575
・オイル交換工賃:¥1,050
・クーラント交換工賃:¥3,675
〆て9,344円也。

良い仕事をしてくれるのう。

相変わらず、ハンドルの暴れ方は酷い物であるが、キャップインヘッドギアを仕込んでの帽子を被っての散歩は、気持ちの良いものであるのう。

めでとし、めでとし。

栗剥き三昧

な雰囲気で過してのう。

田舎から、野菜やら、芋やら、栗やらが届いてのう。
痛み易い野菜もそうであるが、栗は、自然の落ち栗なれば、虫との時間闘争となるのが常であろう。新鮮な栗なれば余計に鮮度の落ちる前に皮を剥いて、虫の息の根を絶たねばなるまい。

昨晩より熱湯に浸け、そのまま朝までほとばしておいたんであるが、くりくり坊主を以ってしても、中々に面倒な始末であるのう。

さらに、ユッケとアッキが使いに来ようと言うならば、少しはお裾分けしたいとの思いにも至り、せっせと皮を剥いたんであるが、少々気が焦ったか、くりくり坊主を片付ける際に親指をサックリと切ってしもうたわい。

↑外皮のみ剥き終えたところ。これでも1時間掛かり

明日は、栗ご飯にもありつこうかのう。
指も大事に至らず、ユッケとアッキにも喜んでもらえたようで、めでとし、めでとし。

2010年10月16日土曜日

10月のコモパン

が届いてのう。

↑黒糖、ふんわりデニッシュ、かぼちゃにスイートポテト

秋の季節感を伴って、美味しそうじゃのう。
めでとし、めでとし。

武蔵五日市バーベキューランド

にて、集まりがあってのう。

11時集合なれば、9時半には家を出るが良かろう、と現地に向かったのであるが、本に夢中になっておれば、立川を過ぎ日野にて、尋常ならざることを判じるに至った。
すぐさま、立川に引き返し、青梅線に乗り継ぐべくホームを移動し、改めての電車に乗ったのであるが、どういう訳か、また日野を通過するではないか。

改めて引き返すのも面倒なれば、八高線での乗換えを決意したんである。手間を掛けて八王子に着いたならば、八高線は随分と本数の少のう路線であるのう。改めて、立川に戻るが良いか自問自答しつつ、30分ほど待つことにして、拝島乗換えの武蔵五日市行きへ。

刻既に12時を遥かに回っておる。何たること、家から3時間ほどもかかっておるではないか。自転車なれば、時速20kmとしても1時間半ほどで到着する計算のはず。

↑若者達がよう働くならば、飲食に専念できようというもの

全く困ったもんではあるが、皆暖かく迎えてくれて、美味しいビールと料理のみにありつくことが出来て、めでとし、めでとし。

2010年10月11日月曜日

V-twinマグナトライクの初乗り

と相成った。

納車のため、向かったのは平塚のJ-Autoさん、倉庫の入り口に到着するならば、我が物となるであろうトライクが真正面に鎮座しておったわぃ。
広い倉庫にも関わらず、所狭しと並べられた単車達。

これがトライク運転の初体験なれば、先ずは、近所にての完熟走行を実施。然れども、段差越えの度のあまりのハンドル振れと暴れ方に完熟ならず。トライクとはこんな乗り物なのかのう。赤ベコ乗りの山田氏が"トライクなんぞ辞めた方が良い"と仰っておったのはこう言った事であったのかのう。

とは言え、納品手続きも終え、受け取ってしまったなら後には引けまい。ゆるりゆるりと家路を目指すが良かろう。なれど、傾かない、ペダルがえらく前方、等々、慣れぬトライクに緊張が続く。リアシートに乗った妻にしても緊張一途らしい。

↑腹が減っては...、と先ずははなまるうどんの駐車場にて

やがて、軽快に飛ばし始めると、どうやらオーバーヒートっぽい出力ダウンの感触。クーラントパイプは十分熱いので、冷却水の劣化であろうか。低め回転で負荷を掛けぬ様にしておれば、支障無く動いておったのう。
さらに、右後輪から妙な音が聞こえると思わば、なんとフェンダーがあさっての方を向き始めてタイヤと擦っておる。現状渡しの購入なれば、この程度は、ご愛嬌といったところであろうか。

にしても、この段差越えの度のハンドルの振れ方は我慢ならぬのう。ステアリングダンパーの追加か、フロントフォークへのスプリング追加あたりが効果的であろうか。押しが強く感じるのもデフの効きが弱いのかも知れぬのう。

暫く、あれこれ悩みながらのメンテナンスが必要となりそうじゃのう。

↑無事に到着、そしてこじんまりと車庫に入庫

妻曰く、
 ・CBX750Boidor'はなんて静かで楽なのだろう。
 ・足が窮屈でお尻が痛い。遠出はできない。
 ・アライのジェットヘルはこの3輪車には仰々しい。
 :
これからもトライクで連れ出すには、基本メンテナンス以外にもパッセンジャーの快適性向上に向けた施策が必要となりそうよのう。

まぁ、楽しいおもちゃを手に入れて、めでとし、めでとし。

アドミラル号復活計画その6_学習編

Shield Runner アドミラル号のナンバを切ってしまったとは言え、動く物なら動く方が良いのは至極当然。

と、単車用のメンテナンスマニュアルを眺めておったのだが、不動車を起こす内容の本と言うのも中々見当たらなんだ。が、そんな中、下記の本を見つけた。

レストア本ならばと、ページをめくるなら、色々と整備の仕方が詳述されておる。これは、良い本であるのう。なれど、今回の復活計画には未だ役立つところまでは至っておらぬのも残念。

↑楽しそうな本である。

4代目のエンジンとなるマグナトライクを手に入れてしもうては、アドミラル号復活計画も頓挫しそうよのう。
全く困ったもんである。

2010年10月10日日曜日

ネオプレーンのグローブ

を購入してのう。

妻の単車用グローブは、オーバーグローブを付けると防寒、防雨になる多機能型であったが、身共の不始末により、その片方を無くしておった。代わりにと、仕入れたグローブは主に夏用のギリギリ3シーズン仕様。

これからの季節をトライクに乗るならば、もう少し暖かなグローブがあれば良かろう。と、ドライバースタンド二輪館へと出掛けてのう。

少々地味なれど、試着してみると、頗るはめ心地の良いグローブに出会ってのう。本来ならば、妻のグローブのみで良かったのだが、身共の雨天用ネオプレングローブも最早穴だらけとなっておるのを思い出した。この立体裁断による心地良さは抜群よのう。

↑MotorHead製MG1030 ライドグローブ♪
伸縮・防水・断熱・防風とこれからの季節には自転車にもマッチしよう。

良い機会であろうと、ペアで購入と相成った。

めでとし、めでとし。

2010年10月7日木曜日

アドミラル号復活計画その5_廃車編

燃料がフロートに落ちていることも確認し、スパークプラグの火も付いておる。
電力は、Jeep Optimaから十分に供給するもののShield Runner アドミラル号のエンジンは一向に掛かる気配を見せぬ。

なれば、最後の手段!
廃車宣告になろうかのう。

国立の検査事務所は16時まで。頑張れば間に合おう、とやおらナンバと書類を持ち出して、ナンバ返納へ。未だ出来ることが無いわけではないが、売り払うかボアダウンして原付二種登録にするが良いか、迷うておる。

エンジンを載せ換えたりボアダウンする手間に比べれば、普通に修理してもらった方が、容易そうな気がするのは、あながち思い違いではなかろう。なれど、高速に乗ってぶっ走る気持ちが無うなってしまった今にしてみれば、150ccと言う半端な排気量である必要は薄く感じてのう。

一度、気持ちを整理するうえでもナンバ返納+一時中止は、良い機会であろう。

書類は、既に作成しておったので、16時を少々回っておったが、無事に廃車証明までを手にすることが出来たのは幸いであったのう。

↑返納したナンバープレート

思えば、購入2ヵ月後にして入院、寝たきり、の生活と化して放置プレイ2年余り。中華品質には、長過ぎる休息であったろうか。大きなシールドと屋根付きのボディーには捨て難い魅力があるが、この先、身共の手を離れる可能性は高そうよのう。

*.用紙代80円、廃車証明費用350円。合わせて430円也。この辺りは、銭入れにも優しいのう。

↑陸事に乗り入れられたハーレートライク

心地良いサウンドを響かせながら白いトライクが駐車場に停められた。トライクならば腰で乗る必要も無く、腰痛生活にも優しいであろうか。

次は、トライクチャレンジが良かろうかのう。
めでとし、めでとし。

2010年10月6日水曜日

吉田耕作氏の"国際競争力とTQM"

と題された講演を聴く機会に恵まれてのう。

講演者は、吉田耕作氏。先日読んだ"統計的思考による経営"と言う本の著者である。

日本では名が売れておらぬと氏は、何度か仰られておったが、流石に米国にて大学の教鞭をとっているお方なれば、見事な話術である。
脱線もあらば、プレゼン資料が止まることもあったりするが、一時も聴衆の眠気を誘うようなことは無い。明るくフレンドリーな話はそのまま氏の考えや生きてきた様子を伺わせるものでもあろうのうと、感じた次第。

さて、講演の内容となれば、それは先日読んだ本の内容にオーバーラップする部分が大半であった。お陰で、少し理解が進んだ気はするものの、具体的なアクション方法については、身共にとっては霧に包まれたままである。コンサルタント的な仕事も生業の一つなれば、事細かな実践編は多少ぼかしておいた方が、良いのかも知れぬのう。

話の骨子は、
・"Joy of work"を目指すべし。
・小集団活動により"Joy of work"が実践されるなら、生産性や品質はおのずと着いてこよう。
の2点に絞られると言っても過言ではなかろう。

この二つの結論に従うなら、新たな疑問も湧きあがろうというもの。
・小集団活動無しでも"Joy of work"が実現されるなら、生産性や品質は上がるのであろうか。
・前記が正であるならば、"Joy of work"実現の手段は、他にも多くあるのではなかろうか。
・世の中には、そして世界には"Joy of work"を実現しておる組織、民族、国が少なからずあろうと感じるが、彼らの生産性と品質は高いのであろうか。

統計的思考には基づいておらぬが、少し視点を変えれば何れも正しい気がするのう。なれば、"Joy of work"悪くなかろう。

めでとし、めでとし。

*.氏のホームページはこちら

ワイヤボンディングを初体験

したのであった。

20年ほども昔に身共は外来光の入らぬ地下のクリーンルームに住まうておる時代を経験しておる。
であるが、ワイヤボンディングの経験は無かったのう。

それが、長らくの時を超えて、この頃クリーンルームに足を踏み入れる機会が何度か訪れておる。今の製品開発を始めて既に一年余りが経とうとしとるのだが、紆余曲折あり、素子開発にまで足を踏み入れることにしてもうた。

チップを購入し、パッケージ化はお手製で金ワイヤを張ろうという豪気と言えば、豪気な内容になっておろう。とは言え、この手の新しい経験をするのは、悦なることであるのう。

めでとし、めでとし。

2010年10月3日日曜日

統計的思考による経営

なる本を読んでみてのう。

カリフォルニア州立大学名誉教授の吉田耕作さんという、その筋では有名人の著書なのである。
内容は、既に社の方針として実践されておる部分も多いのだが、話の根幹はCDGM(CreativeDynamicMethod)なる概念にあるらしい。なれど、この概念、どうも分かり難いのう。身共の理解力を超えておる様子じゃ。

しかれども、内容には、共感する部分も多い。例えば、
・グローバル化には、日本文化の輸出を持って尊しと成すべし。
・合格点ではなく、更なる高みを追い求めよ。
・文殊の知恵を信ずるべし。


少々勝手な解釈もあろうが、同様の方向性で考える人がしかも有名人としておるとは、少々追い風を受ける気持ちよのう。

めでとし、めでとし。

*.誤解してはならぬのは、あくまでも統計的思考を推すものであって、必ずしも統計的バックデータを準備して考察・行動せよ、と言うものではないらしいところ。これには、賛否及び長短ともにあろう。

CBX750F Boldor'のバッテリー

をリインストールしたのだ。
アドミラル号のバッテリーは、ほぼオシャカになってしもうたが、同じ程度の時間でもCBXの方はほぼ完全復活と相成った。
極板洗浄剤とパルスチャージャーの成果でもあるのだろうが、やはり、メンテナンスフリーよりもこちらの方が扱い易そうだのう。

↑約2年振りにバッテリーをインストール

さて、バッテリーをインストールしたからには、せめて1回/月ほどはエンジンを回さねばなるまい。キャブレタークリーナも燃料タンクに放り込んだ故、ボチボチとエンジンを回してやるが良かろう。アイドリングであっても、パラフォーの良い音じゃ。

車検を取って、こいつに再び乗れるようになるまでには、今しばらく時間が掛かりそうだのう。

先ずは、めでとし、めでとし。

Admiral号復活計画その4

昨日、キャブ掃除を志半ばにて放置してしもうたが、得心がゆかぬ故、朝から再度挑戦を試みたんである。

シートを剥いで見るならば、いきなりシートの上に鎮座しておった猫が飛び出しおった。前からシートの上には猫の毛がたくさん付いておったが、お主であったか。
三鷹寮でXJ750Developに乗っておった折にも、いつも身共の単車には猫の毛が付いておったのう。猫達は身共の尻の匂いがよっぽど好きであるのかのう。
↑毛だらけのシートと毛の主

さて、先ずはキャブから外そうかのう。
↑エアクリーナとマニに挟まれて外し難いキャブ

次は、清掃よ。
本来なれば、パーツクリーナでしっかりと洗い流すところであろうが、CRCとウェスに綿棒でも良かろう。ジェットやニードルの細い穴もしっかりと穴を確保するなら、程好い加減に見ゆるのう。
↑ぼちぼちと綺麗になったであろう。

再度組み入れて、スタータを回すもエンジンが掛かる気配が無いのう。スパークも飛んでおるし燃料パイプにも燃料が流れてきておる。何ゆえにエンジンが掛からぬかのう。負圧式の燃料コックなれば、クランクを回して負圧を作ってやらねば始動せんのは分かるが、20分ほどの待ち時間では足りぬかのう。
↑スパークも飛ぶし、セルも回るし、電装系もちゃんとしとるのだが...

ここまでして、エンジンが掛からぬと、身共には手の施しようも無く...、段々面倒になってきてしもうたのう。

全く困ったもんである。

2010年10月2日土曜日

Admiral号復活計画その3

燃料コックから燃料チューブを外すも、ガソリンの気配が無うてのう。
なれば、エンジンが掛からぬのは、燃料が無いためであろう、との見立てにて、ガソリンスタンドに燃料を分けて貰いに行ったのだ。

予め、アルミ缶のボトルを飲み干しておいて、入れてもらおうと持ち込んだのだが、これには売れぬとのこと。しかしながら、携行缶を貸し出してくれるとの事でデポジット2,000円を渡し、5lほどの燃料を購入してアドミラル号に入れてみたのだが、全部を注ぎ込まぬ内にタンクから燃料が溢れよろう。
と言うことは、燃料は残っていたのであろうか。

なれば、キャブが吸い込まぬが原因と考えるが定石であろう。
と、キャブをバラしてみてるならば、なんとフロートチャンバには緑色の液体がネットリと。
はて、いったい何事であろうか。

調べてみるならば、放置されたキャブには起きがちな現象らしく、どうやら残っておった燃料が変質した物の様子。

全く困ったもんである。

2010年10月1日金曜日

President-Kの期初挨拶

があってのう。

今回の講話は、身共にとって尊敬できる内容であったのう。

一つ目に、身共らの存在意義を改めて考えておるものであった。身共らの会社には、立派な会社理念と言うものが存在するでのう。経営層が変わっても、この理念は全ての振る舞いの根幹として常に拠り所となろう。それを改めて発布するのは、頗る望ましい姿であろう。

二つ目には経営判断の反省があり、それぞれに言葉少なげではあったが、良く練られた対策がバックグランドにあることを伺わせる様相を呈しておった。

三つ目には、トップダウンに加え、創造的なボトムアップの仕組みを用意すると仰る。

President-Kが、就任に前後して、暫くの間、経営層の考え方が、身共にとって住み難い会社になってきたのう、と感じておったが、今回の期初講話はその思いを覆すものであったのう。

彼にしてみれば、そんな想いで働いている社員がいようとは、夢にも思わぬであろうのう。

とは言え、めでとし、めでとし。