2010年10月31日日曜日

V-twinマグナトライクのトリプルツリー交換終了

の旨が昨日告げられてのう。

早速に取りに行きたいのは山々であったが、あまりの天気に悪さに先送りとしておったのだが、明けて本日となれば、昨日の雨と暴風雨の予想が嘘のような天気となった。
なれば、引取りに行くが良かろうと、荻野モータースへと赴いたんである。仕上がりは上々。先ずは、軽く試走をしてみるならば、これはもう、先日までの暴れ馬とは段違いの操縦性の良さを纏っておったわい。

荻野モータースの兄さん曰く、「以前に比べると、ハンドルの暴れ方は半分くらいかな。」との由であったが、実際に乗ってみるならば、ステアリングは軽く、段差も気にならぬ。強いて言うなら、あまりに軽いステアリングに幾分心許なさを感じないではないが、むしろ素性の良さを物語る程度の感触かのう。

暫くハンドルの軽さが気になる様子が続くなら、改めて、ステアリングダンパーを追加するも良かろう。

↑手計算よりも幾分トレール量が多い様子だがこの位が程好い加減かも知れぬ。

手計算では22mm程の予定であったが、写真解析(!?)に寄れば50-60mmほどのトレール量に落ち着いた様子に見えるのう。

↑80mmのフォークジョイントと8゜レイクのトリプルツリー

これほども素直なハンドリングなれば、トライクは楽しい乗り物よのう。スクーターやアメリカンのトライクが街には出回り始めておる様子なれど、トレール調整の済んでおる車体は、必ずしも多くない様子を感ずる。あの危ないハンドリングのままで無理やり乗っておる御仁が少なからずおるならば、是非トレール調整をお勧めしたいものよのう。

特にスクータータイプのトライクの類なれば、フロントフォークのシャフト取付け位置を反転して前後に入れ替えるだけでも随分と乗り易くなりそうに見ゆるでのう。逆にもとよりトレール量の小さなトラッカーやスポーツタイプの単車をベースとしたトライクならば、トレール調整無しに程好い加減に仕上がるやも知れぬのう。

↑ドキドキしながら乗ってると言いつつ、タンデムする妻であるが、彼女の方がむしろ車体には合っている様子

あっという間に寒い季節がやってきてしまいそうだが、季節を越えて長らく楽しめそうな予感であるのう。
めでとし、めでとし。

*.トリプルツリーの交換と軽点検整備で¥21,000也。良い仕事をしていただいた様子よのう。

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