2010年8月16日月曜日

ハードディスクの復旧

CF-T2にFTPサーバを構築して、温度データを収集すべく連続運転をしておった。
ゴールデンウィークをあけてみると、落ちた気配がある。その後、暫く騙し騙し使っておったのだが、「Operation System not found」も何度か表示されてもおって、起動すら出来んことが多なった。

chkdiskで割合簡単に復旧しておったのだが、デフラグを掛けて長く待っておると、処理の途中でまたも...落ちよった

ことこの次第に及んでは、ハードディスクを交換するほかあるまい。

CF-T2のディスクは、少々特殊であることで有名であるようだ。3.3V仕様が標準なれば、通常の5V仕様では使えるものと使えん物とがあるらしい。
電気屋での調達を試みたが、よう分からんし、要領を得ない店員に当たることもしばし...。なれば、同型機種を通販で求めるが、安心であろう。...と取寄せていたハードディスクが先週半ばに届いておった。

何度か辿った道なれば、CF-T2を開けるのは造作も無いこと。が、折角構築したシステムを再構築するのは骨の折れること。環境移行が出来ぬまでも、少しでもサルベージしたいとの願いもあろう。

そこで、引越しソフトを試してみたのだ。
先ずは、マルチロールディスクなる「Multia」と言うディスクをフリーウェアを集めて構築せんとするBootableCD作り。
参考ページに従って、ファイル集めを進めていくのだが、これに利用するInterCom「SuperウルトラISO」体験版ソフトウェア(←こちらが新しいリンク)のリンクが切れておった。
そうこうして、漸っとBootCDを作ってみたのだが、Bootはするものの、アプリケーションに辿り着かんのだ。致し方なく断念!

次なるは、EASE USなるディスクコピーユーティリティー。
こちらは、CD作りはISOファイルを焼くだけと、えらく簡単で、何の苦も無くBootもできよう。

しかし、ここからが長い持久戦の始まりであったんじゃ。当初は600MB/Min以上で始まっておった転送レートは、どんどんと遅うなっていく。経過時間と残り時間が同じ程度にどんどん延びていくのは、精神衛生上非常に宜しくない現象であろう。
↑600MB/minが400MB/min、30MB/min、20MB/minに...。経過時間は実に一日以上!

やたら、大きくなるハードディスクの音とやたらに熱くあるハードディスクあたりのパームレスト対策には保冷材も欠かせぬアイテムよのう。
保冷材の交換を妻に頼んで、会社に出掛けて、帰ってきても未だ終わらぬまま..。既に移行を開始して1日以上が経過しておる。がゆっくりゆっくりと進んでおるのは分からぬでもない。

この頃、リードエラーを検出し、リトライするかを尋ねる様になった。最初からのサルベージが出来よう筈も無く、ここは素直に「無視せよ」を選択。すると、リードエラーを吐き散らしながら、幾分か軽快さを取り戻しておった。とは言え、既に30MB/Min程度まで落ちとる。マッハ0.5の旅客機が原チャリに変わり果てた様なものよのう。


↑転送中はけなげに保冷材で冷却。ディスクはMK4020GLSからMK4025GASLへ。

更に転送速度は低下し、終了前に開始直後の画面に戻ってしもうた。まぁ、良いわとUSB接続された新しいディスクを古いディスクと交換。

起動! 
↑何事も無かったかの如く、静かに、それはそれは静かに、起動した。環境も元通り。

大御苦労であったのう!

また、これで問題なく暫く利用できよう。
めでとし、めでとし。

その後、1年に渡って溜めまくっていたセキュリティーパッチを当て始めたらこれも2日掛かりであった。お金を掛けない仕事機とは言え、やはり256MBしかないWindowsXPと言うのは、無理があるのう。

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