2009年4月20日月曜日

ThinkPad X20のヒンジを修理

してしまった。
PandaManから譲り受けたX20は、受け継いだ当時から、ヒンジが弱く液晶パネルが角度によってはだらしなく重力に従ってしまっていた。

バラしてみると、ヒンジの軸受けが割れてしまっている。回転軸にたくさんのワッシャーを嵌め込み、ワッシャーと軸とのフリクションを利用して、液晶パネルの位置決めを行うようになっているのだが、ワッシャーを支える外装が弱いらしい。どうやらこの機種の持病のようで、ネットにも多くの同例が報告されている。
↑ワッシャ支え部が景気良く割れている↑反対側から見ると問題無さそうなのだが...

最初は、半田盛り、次にはエポキシ接着剤を試したが、いずれも症状を進行させてしまった。限界手術の好例になってしまったようだ。そこで遂に、満を持して、やっとの思いで、漸く、ヒンジの交換に踏み切ったのだ。キーボードとヒンジカバーに液晶面のベゼルを外せば、ヒンジは簡単に交換できる。

ついでに仕入れたメモリも交換して、譲り受けたときと同様のスペック192MBメモリに戻った。液晶パネルがキチンと開閉できるようになっただけで、新しい機種になったような勘違いさえ覚えるのは、不思議な感覚だ。

あとは、ちょうど昔のトリニトロン管と同じような位置に同じような細い筋が入っているのが、ちょっと気になる点だ。これも、折をみて、半田盛り直しをしてみましょう。

めでとし、めでとし。

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