2010年7月17日土曜日

是の如く信ず

なる本を借りたんである。

横河グループの創始者 横河民輔氏の著書を現代語訳されたもので、今年の6月26日に発刊されたものを図書館で見つけて借りておったのだから、おそらくは、図書館の本として初借り出しであったろう。


そして2週間の期限となり、延長を申し出たのだが、既に予約が入っておるとの事。読みきれず、いったん返すことにしたんである。
それも第5編までのうちの第2編までと、半分も読みきれなんだ。第1篇は自然、第2編は善の章で、それぞれに、百科事典の如き内容に独自の考察を以って語る雑学本の如き様相を呈すのだが、一々バックデータと例証が挙げられ、真面目に書かれている反面、読み進むには少々の勤しみが必要となろう。

たいそう科学的な思想に根ざした経営者であった様子が伺えるが、それでいて非常に広範な知識と豊かな知恵と思想を持つ、深みのある人柄が伝わる。こうした創業者があって、縁の下の力持ちを目指す今の横河グループが存在するのであろう事が分かるのう。

仕方無しに、いったん返却することにしたが、その場で再予約を願ったゆえ、近い将来、続きが読めることであろう。
めでとし、めでとし。

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