と相成ってのう。
アディバのコピーとしか言いようの無い姿形なれど、エンジンやフレームはホンダ車のコピーとして作られておると言う中華特有の折衷良いとこ取りのコンセプトにより出来上がった結果は、今ひとつお粗末と言わざるを得まい。
とは言え、屋根のある車体と言うのは、便利に感ずることも多かったのだが、中々復活できずにおって、心が挫け始めておったのも事実。
マフラーが落ちたり、プラグを替えたり、LEDランプにしたり、接触不良を直したり...。HID化用にバルブシステムも購入しておったが、結局使わずじまいとなったのう。
購入してまもなく、腰痛で病臥することになったがため、走行距離は500kmにも満たぬまい。思い起こさば、高い買い物であったかのう。
なれば、と引取り先に移送していただくこととなったのだが、フロントディスクにブレーキが齧り気味だったせいもあってか、運び屋さんが、積み込み中にミラーをポッキリと...。なにやら、乱暴な...。
いきなり、更に痛々しい姿にての別れとなってしもうたのう。
もう少し格好良くて、もう少し風化耐性に優れておったなら、もう少し良い相棒となったであろうに、残念であるのう。
どこぞの主人の元で、新たな道を歩んでくれることを願いつつ、”さらばアドミラル号”
めでとし、めでとし。
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