2011年9月4日日曜日

平作のうどん

を食してのう。

小平にあるお気に入りの丸亀製麺へと向かう途中に"武蔵野うどん"の看板を持つうどん屋があって、その店構えの立派さに以前より気になっておってのう。

多く、駐車場が混んでおることもあって、素通りしておったが、本日立ち寄るに至ったんである。
平作の内部は、古民家を改装したが如き、風情のある贅沢な作りとなっておる。大きな柱時計。土壁を覆う縄垂れ等々、思い入れも多そうだのう。
注文したのは、オーソドックスに盛りうどんを2枚。妻は鴨南蛮を所望。

さて、"武蔵野うどん"と聞かば、ソフト麺に濃く甘いだし汁が連想されようが、そうではない。程好い柔らかさと出汁の効いた美味しい汁によるもので、程好く旨いのう。

柔らかめの麺は、身共にとっては、物足りなさを感ずるものではあるが、昭和病院に隣り合う立地条件(*1)であるならば、むしろ当然とも言えよう。

はて、身共らとは異なり、他の客人たちは、皆判で押したかのように、鍋焼きうどんを注文される。この季節に"鍋焼き!?"とは、如何なる心情にてのことであろうか。なれど、この注文数を鑑みるならば、"鍋焼き"を食さねば、ここのうどんについては語れぬと言うことなのかも知れぬ。

店構えに負けぬ立派な味わいを得られるか否かについて、改めて検証の機会を伺うが良かろう。
めでとし、めでとし。

*1.法則1:病院付近のそばうどん屋の麺はコシが無い。

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