を読んでのう。
先日の"ゼロから始める都市型狩猟採集生活"に続き、"坂口恭平"氏の著書であってのう。
先の本とほんの僅かに被る部分はあるが、この本にても、幼き日を思い出す内容であった。
曰く、視点を変えて、想像力と創造性を働かせれば、空間は無限の広がりを持つであろう、なる教示。
往復3kmを超える通学路において、その頃の夢想力は、野を超え山を越え、未だ見ぬ宇宙の果てまでも続いておった。単車のシートに寝そべって昼寝をするとき、そよ風は身共のために吹いておった。
疲れ果てて、車泊をした頃、満天の星明かりは、身共のために降り注がれ、山賊ハウスは身共を見守るためにそこに立っておった...気がしておった。
本の内容は、実に現実的なリアルな場面によって構成されておるのであるが、不思議と懐かしい情景と思い出の淵を辿りがちとなろう。
この本によって、狭い当家を視点変換で大きくある可能性は僅かであろうが、それでも、心地の良い感触に触れることのできる内容であったのう。
めでとし、めでとし。
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