2011年8月31日水曜日

何度目の自転車カバー

になろうかのう。

身共が暮らす家は、滅法日当たりが良ければ、玄関前に停めた自転車に掛けたカバーとて陽の攻撃に曝され続けるならひとたまりも無かろう。

大枚を叩き、コーティングを施したカバーであってもかくの如くである。

↑さればとアルミホイルをサンドイッチし、二重にしてみた

この程度の対策で、そうそう持ちが変わるとも期待は出来ぬが、一重よりも幾分かマシにはなろう。
表面にアルミ箔を張り巡らすくらいの事をするならば、長持ちもしようかのう。ひとまず、今回はこの辺で様子をみるとしようかのう。

めでとし、めでとし。

2011年8月28日日曜日

マグナトライクのタンデムステップをローダウン

してのう。

購入して暫くした頃より、構想はあったのだが、中々実現に至らなんだのが、漸く重い腰が上がってのう。
マグナトライクは、そのベースとなるVTマグナのタンデムポジションを引き継いでおるため、パッセンジャーにとって、そのタンデムステップの位置の高さに不便があることは同様であろう。
VTマグナに至っても、少なからず取り沙汰されてもおる様子なれど、アフターパーツによる解決策は見つからぬ。
なれば、作り出すよりほか致し方なかろう。

↑同僚から不要になったと譲り受けたアルミ材からブラケットを切り出す(元の材料と残った端材)

柔らかきアルミ材とは言え、金鋸で切り落とすには、コツコツ行のうても1面に1週間ほども掛かろうか。休み休みではあるが、都合、一カ月ほどは、延々切り続け、鑢り続けていたことにもなろうか。

↑金鋸で切って鑢って穴開けて、適当なブラケットと合わせて(隙間はワッシャーで調整)ブラケット製作

然らば、構想から1年、計画開始から3ヶ月にして漸くブラケットが完成するもボルト頭に当たってネジも入らぬ。
左側で寸法取りしたのが、いけなんだのう。

↑現物合わせで鑢って調整。8cmほどのLowDownで折畳みも可能

↑プロの仕上がりの様にはならぬが、強度もあり、邪魔にならねば概ね良かろう

↑現物からの寸法採りでの設計図(製作前に書くべきだがのう)
*.VTマグナのタンデムステップの高さに悩む誰ぞの今後の役に立てばと思い、設計図を起こしてみたものの、取付け前の採寸のため、Rev.Upがされておらぬ。実際には、ボルト穴との干渉を避けるため24mmの張り出しは30mmほどあった方が良かろう。
自作で苦労せずとも設計図があって加工業者に依頼するなら1-2万円ほどで製作して貰えるのでは無かろうかのう。同じ悩みを持つ方がおれば、ご参考になさるが良かろう。

タンデムシートの厚肉化と合わせて、タンデムランが幾分か快適になれば、幸いかのう。

これにて、少々の遠乗りが出来るようになれば、めでとし、めでとし。

かまきり二世号の虫ゴム交換

を行なってのう。

↑ダメになった黒い虫ゴムと交換用のナチュラル色の虫ゴム

このところ、エア漏れが徐々に激しくなってきておる様子を感じておって、虫ゴムを確認してみたんだが、察しの通り、ヤレが始まっておった。

これは、速やかに交換するが良かろうと、とぐろを巻いた虫ゴムに取り替えを行のうた。

直ちに変化は分からぬが、これにて、エア減りも改善されるに相違あるまい。
めでとし、めでとし。

ほんとうの復興

なる本を読んでみたんである。

養老孟司氏の作品は、妻にとっての愛読書でもある。今回は早稲田大学の昆虫学者の池田清彦氏との対談を交えての言いたい放題、書きたい放題(ご本人にとってはきっと、"ほんの僅かしか"、と言う感じなのであろうが)なんである。

話題は、震災、福島原発事故を皮切りにして、今後の対応策、日本のエネルギー政策への提言で結ばれておる。




この本の中で要旨となるのは、"分散"であろう。
リスクヘッジと言う言葉があるが、これも意味するところは、"分散"に似ておる。嘗て、複数の柱があれば安泰と"経営の多角化"が叫ばれた時代があったが、現在ではリソースの無駄使い合理化の名の元、"選択と集中"と言われる流れに替わってきておろう。

彼らは、ここで、もう一度、"分散"・"多角化"・"選択"を提唱しておる様子。"分散"と"多角化"は、住まいとエネルギーの分散について述べておって、これは単なる代替エネルギーの開発ではなく、場所を散らすことが肝要としておる。

確かに、別荘を持っておるならば、本拠に災難があった折にはバックアップとしての機能も期待できよう。田舎のある人なれば、それが心の支えとなる瞬間も多かろう。

そして、今ひとつは、エネルギー。風力や太陽光発電をこき下ろし、本気で新エネルギー開発に本腰を入れるべきと述べておる。そしてもう一つ、省エネルギー文化への切替についての言及もある。

風力発電や太陽光発電を頭ごなしに否定する気は無いが、通常電力に使用するためには、今一段二段の技術革新が必要なことは明らかであろう。なれど、弱電利用には、送電コストも掛からず、都合の良いアプリケーションも多い。地熱利用や小水力発電も大いに結構。

こうした小口電力やエネルギー利用を促進するためには、スマートグリッドも一つの手立てではあろうが、家庭用電力の複数化というプラットフォームも一つの方法であろう。
家庭用電力消費の7%以上とも言われる待機電力の要因の一つにはACアダプタもあろう。即ちAC-DC変換の効率の低さも一つの問題であろう。

洗濯機、電子レンジ、炊飯器、冷蔵庫...大電力を用いるものには、従来どおりAC100Vを。
テレビ、電燈、ステレオ、PC、セキュリティーシステム...、省電力で良い物には、DC系電源を。このDC系電源には、簡単な蓄電装置(バッテリー)と自家発優先の商用電力とあわせた充電系統を用意するも良かろう。少々効率が悪くとも、小さな力を発揮し易くすることも、取り入れられて良かろう。

さて、そうは言うものの、エネルギーを追うのは、人の性、更に言えば、生き物の性、とも言えよう。多くの植物は、太陽を光を求めて枝葉を伸ばし、水を求めて大地に根を張る。
動物は、自らの体内で燃焼させてエネルギーを取り出すための餌を捉えることに必死である。いわんや人をして、である。古来、火の扱いに始まり、人の生活は、静かに深くエネルギー欲に支配されて来たと言っても過言ではなかろう。

その欲求は、睡眠欲、食欲、性欲を遥かに超えて、数多の戦争を引き起こしてきた史実にも現れておろう。その欲求が、生物としての根源であって、無くせないものであるならば、なおさらの事、その欲求をコントロールする術を教育の現場と文化の啓蒙と言う点から図ることも有益であろう。

楽しくも、色々と考えさせられる有益な本であったのう。
めでとし、めでとし。

2011年8月25日木曜日

これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学

なる本を読んでみてのう。

文字が小さく、内容が濃いので、中々読み進まなんだ。もっとも、同時に3冊も借り出してしもうたのもいけなかったのう。



三鷹図書館においては、次なる予約者がおると、延長が出来ぬ仕組みゆえ、途中まで読み進んだところで、返却せねばならぬ状況となってしもうた。

第4章までの4割ほどしか読めず、それ以降は、かなりの飛ばし読みとなってしもうたが、それでも、考えさせられる内容の多い本ではあったのう。

幼少期に触れたテレビ番組には、善悪がしっかりと分かれた勧善懲悪が多かったのも事実だが、危機的な状況で究極の選択を迫る点ではこの本に通ずる内容を盛り込んだものも多かったように感ずるのう。

例えば、この本の例にある「ブレーキの効かぬ電車に乗って、線路の先に居る5人の作業員を轢き殺すか、分岐点で進路を変えて1人の作業者を轢き殺すか」と言う問いにあっては、車掌自らが、飛び降り轢かれるかして、他の人々を救うと言う究極的な自己犠牲を尊ぶと言うシチュエーションが多かった様に感ずる。

近年では、種々の問題の複雑化と異文化を取り込む中での文化多様性に目を向けた結果、善悪が判別し難く、"概ねどれも良し。主が判断せい"と言う構えを取る例が増えておる気がするのう。

斯様に"正義"とは文化と思想に根差す故、物理則や数式化手段に落とし込むこと難しく、多くの難題と隣り合わせであることを改めて思い起こされる事となろう。

"Not even justice, I want to get truth."なるお題目を嘗て聞いたが、少なくとも正義を語るには真実が見える必要があることは、事実であろう。

めでとし、めでとし。

2011年8月24日水曜日

岡本太郎美術館

に出掛けてみてのう。

聞かば、生誕100年の催しとのこと。芸術家として身近な存在と感じる人が多かろうに、既にこれほどの時が経っておるとは、少なからず驚きも感じよう。

岡本太郎美術館は、先日の"夏のショートトリップ"の折に脇を通ったのをきっかけに立ち寄ることを決意したのだ。さて入っていってみるなら、ゴルフ場や日本民家園に隣接して山間を思わせる閑静なる場所。

噴水から階段を滝の如く流れる水路が待つ贅沢な建物と空間。入館料は900円と高からず安からずであるのだが、内容を考えるならば、非常にコストパフォーマンスの高い展示内容であろう。

ともすれば、作品のあまりの露見の多さに、手垢にまみれてしまいそうな予感がするものの、いざ実際に対峙してみるならば、何れも新鮮さに溢れておろう。多くの作品に一気に触れるならば、幼少の頃より目にしていた多くの創作物が彼の作品を手本としていたり、オマージュとしていたり、インスパイアされていたりと言うことがあるのではなかろうかと感じてしまうのう。

無論、直結しておるもの、そうでない物もあるのであろうが、多くのアーティストの潜在意識にも入り込んでおるのではなかろうか。

創作された時代と共に作品を眺めると、ほんのりと彼の心を形成する何かの移り様も感じられるような気がするのも、面白いのう。

魅力ある作品群に触れられて、めでとし、めでとし。

腰痛日誌8/24(水)_復活のCBX編

なに、柳下針院にCBX750Boldor'で出掛けただけのことでな。

先日、燃料スタンドに出掛けて以来、それっきり走行距離が伸びておらなんだので、少しづつBoldor'にもリハビリしてもらうが良かろうと、片道16kmほどの通院に利用したんである。3年振りの散歩ツーリング。たいした距離ではないが、やはりパラフォーの良い音が腹の底に沁みるのう。

で、肝心の治療は、やはりこのところは念入りな感じでなぁ。
お灸の甲斐あって、表面のしこりは取れておるのだが、深いところは、やや小さく硬くなっておる様子を感じる。見立ても同じ通りであるのだが、この根の深いところは、瞬時に良くなるというものでも無さげであるのう。

「この得体の知れぬしこりは何であろうかのう」との問いに「こりです。筋肉のコリです。」と。
コリならば、少々のストレッチでもすれば、簡単に消え失せそうな気がするのだが、た易くはゆかぬのが、難儀である。

とは言え、車椅子も覚悟せねばと言う状況に見舞われた事を思えば、たとえ近所だけでも、単車を動かせるのは嬉しいものよ。

めでとし、めでとし。

2011年8月21日日曜日

筑水キャニコム ライガー試乗

をしてのう。

先日、飯山市より購入し、実家に運び入れられたマイクロトラック ライガー。
↑早速活躍。あれば、やっぱり便利。

シニアカーには、未だ早かろうが、いつまで軽自動車を運転し続ける事ができるか不安もある母親には打って付けであろうと購入したんである。ライガーといえば、単なる運搬車の枠を超え、"農家のピンツガウア"とも"農家のウニモグ"とも称される農用上級機能車であることは先述した通り。

これを製造する築水キャニコムは、"草刈機まさお"や"立ち乗りひろし"等のネーミングの話題性から最近では、知る人も多い福岡の会社。なれど、身共が福岡に住まう頃には、知る由も無かった。

身共が住んでおった春日原(大宰府の近く)からキャニコムのあるうきは市までは、大分方面に40kmほども離れた場所にある。そう思わば、出会う機会が無かったとしても不思議は無かろう。

初めて、このライガーに出会うたのは、実家近くの田舎道を走って追った時で、かれこれ5年ほども前の事になろうか。
坂道をトコトコと登る姿は、可愛らしく、愛嬌があった。この種のマイクロトラックは、それまでにも、ヨーロッパの田舎や
アジア地域で見かけたこともあり、米国では、ポリスカーにも外観の似た物があろう。ナンバを付けて走っておった故、日本のレギュレーションに合致した物であろう事は想像できたが、それが何者なのかを知るまでには暫しの時間が掛かったのう。


やがて、築水キャニコム以外にも関口自動車、イセキ、三菱、ヤンマー、クボタ等々から小型特殊自動車として農用トラックが販売されておる事実を知り、少々興味を抱いておった。

そんな折、やたら車検代が掛かるとこぼす母の愚痴を聞くに至って、回避策となる選択肢を考えた。
1.トライク:スクーター型ならば、運転できぬこともあるまいが、そこそこに早く、カーブでの転倒が得意技の母には不向きであろう。
2.ミニカー(マイクロカー):雨風に濡れぬミニカーのポイントは高い。トヨタコムスやチョロQ キューノUならば、文句なしだが、バッテリーでの走行距離に不安もあろう。チョロQはデザイン性も優れておるが、販売終了した今、何より出弾が無いのも問題。光岡自動車MC-1辺りなればバッテリーによる走行距離の問題は無いが、田舎の坂道でどの程度使える物であろうか。
3.ミニカー(スクータ改):最近多いジャイロ改ならば、田舎道もそこそこに走れよう。母親が気に入れば、候補になろうか。
4.乗用の小型特殊自動車:何より構造的に最大速度が時速15kmに制限されておれば、老齢者にとっての安心感にはなろう。カーブでの転倒も免れるに違いない。ライガーならば、雨風が凌げ、4輪駆動と相まって田舎道には強かろうとの想いから候補の上位に躍り出たのだった。

斯様にして1st Stepとなる小型特殊運搬車筑水キャニコム モーバンライガーに白羽の矢が立ったと言えよう。

さて、
デザイン:
・タイヤが小さすぎることを除けば、薄緑の車体色とも相まって可愛いナリをしておる。
・ミッドシップされたエンジンは重量配分も良いはずで、エンジンとミッションを別体としてミッションを
 後輪中央に配する等スポーツカー的なレイアウトを取っておるのも好印象。↑リアデフとはベルト駆動で連結

・エンジンカバーを兼ねる荷台は、丸ごと油圧でダンプし、整備性も抜群。
機能:
・前進4速、後退2速のマニュアルシフトをベルトドライブと組合せる。半クラの多用でもクラッチ板を痛めることなく安心。
・ダンプ時に多用するハンドアクセルは、アクセルペダルと連動し、オートクルーズとしても利用可能。↑オートクルーズレバーで快適クルージング♪

・軽量化に貢献するキャビン側面の幌仕様
・3面に開くアオリが、ダンプ時には上辺固定となり、下端が開く本格仕様。
・初期パジェロにもされておったサスペンション付きキャプテンシート。↑サス構造はパジェロと同様の高級仕様

・車体中央に中折れ機構を持ち4WSに匹敵する車体操舵。前輪操舵+車体操舵により抜群の回頭性・旋回性。
↑これこそがMovanLigerの真骨頂 センターローリング&中折れ操舵機構

・車体中央から回転するセンターローリング機構により、前後輪が独立して地面を捉える接地性に長けた足回り。
↑中折れ機構を支える極太のローリングシャフトと伸縮自在なプロペラシャフト

乗り心地:

・路面の状況を的確に拾うリジッドサスペンションに加え、積載重量500kgを担保する高圧タイヤとの組合せ故、 振動は多いのう。
・2WD-4WD切替は、すんなりレバー一本で可能で、フリーホイールハブの解除も必要なく、実に簡単な操作。
↑キャプテンシートの脇に整然と並ぶレバーは仕事場の証

・シフトレバーは、少し固めで母親にとっては、少々しどろもどろしがちになるが、事実上は走行時3-4速の切替のみ。3速発進で、4速走行であれば、超ワイドレシオ(といっても15km/時ならギアチェンジも不要なほど)の設定。
↑バッテリー上がりに備え太陽光充電器も装備に追加

・エンジン音は、やや大きめ。クボタの空冷単気筒がそのまま使われておるので、エンジン音はガーデントラクタそのもの。
・概略の乗り心地は、昔の軽トラックと荷台を牽引するガーデントラクタを足して2で割ったと言う感じかのう。

母親には、今ひとつ気に入られてはおらぬ様子なれど、良く出来た仕上がりに加え、ボーナスを叩き込んでの購入とあらば、幾分かは役立って欲しいものよのう。

ひとまずは、めでとし、めでとし。

2011年8月15日月曜日

とある物理現象について

大気重量について考える機会があった。

湿度が高いとその分、大気も重くなる様な気がしていたので、水蒸気分圧については特に考慮せずに考えていたのだが、ふとチャリキングの「考えてみてくださいよ」発言により、ちゃんと分圧比を考察してみたんである。

↑ご存知、気体の状態方程式
↑水蒸気分圧の近似式

すると、驚いた事に..物理現象としては至極当たり前なのだが、...湿度が高くなると大気重量は軽くなるんである。
乾燥空気の分子数約28.8に対し、水の分子数は18(O:16+H:1×1)であるので、同じ大気圧ならば、湿度が高うなった分の乾燥空気は軽い水蒸気に置換され、その分軽うなってしまう。温度によって、飽和水蒸気量が大きく異なるため同じ湿度であったも、絶対量の変化が大きく、一概には言えないが、仮に30℃の気温で考えるならば、湿度30→90%の変化に際して実に9.1→27.3g/㎥と大気中の水分重量が18.2g/㎥変化し、

これに伴い、大気重量も-9.1→-16.4g/㎥と7.3g/㎥も軽くなるんである。
↑水蒸気重量の変化と大気重量の変化

日常現象に照らし合わせても、雨の多い低気圧では湿度が高く、合致することが分かろう。
なれば、なぜ空気が重く感じるのであろうか。

お風呂やプールの様に水の中に入ると体が軽く感じるのは、先刻承知の通り。
これと逆に空気が軽くなった分、体が重く感じるのであろう。
そう、空気が重いんではなく、体が重いんである。

不可思議な気のすることであっても、良く考えるならば、物理現象と日常生活は、見事に合致する中で身共らは生活しておるんである。

めでとし、めでとし。

8月のコモパン

↑今回は"憂いなしセット"

"憂いなし"の意味するところが不明であるのう。

何となく、作り過ぎた分を入れて来たような、様相とも見えよう。

不可思議な"憂いなしセット"ではあるが、珍しくビスコッティが入っておるのは、めでとし、めでとし。

2011年8月13日土曜日

紙谷まさこ展

を見に赴いてのう。



場所は、日本橋横山町。暑い中であるものの、ビジネス街の休日なれば、人通りは廃墟が如く、散歩には幾分か適しておろう。
知人からのご案内をいただいて、出掛けてみたんである。故に出品されておるアーティストとは学友や知人であるわけでないのだが、妙な親近感を感じる画風であった。

↑作品例。きめ細かく水彩絵の具を積層させ、マッチ棒の先が並んでおるような作品

手先の器用さと、忍耐力と集中力が必要なんだそうである。
そこはかとなく、幸せな気分となれば、めでとし、めでとし。

知ってて知らないタイヤのすべてがわかる本

を読んでみてのう。

先日、Jeepのオイル交換を行なった際に、タイヤの交換を勧められた事に合わせて、たまたま三鷹図書館で見つけた本を借りてしもうたんじゃ。

↑知っている内容50%ほどだが、改めて読むのも新鮮

今をときめくエコタイヤの話題や発展の歴史等が綴られ、興味をそそる内容であるのう。

↑Jeep TJ WranglerにはGoodYear Wrangler HPが似合うておる!?

今のタイヤに履き替えてから既に4万キロほどを走り、10数年が経とうとしておる。5,000kmで1mm磨耗と思えば、順当にタイヤが減っておるとも言えよう。今年は秋口にでも交換しても良かろうとは考えておったところ。
まだプラットフォームまでにも余裕があり、残溝の実用限界点を2mm強ほどと考えるなら、さらに1-2万kmを走れぬ訳でも無かろう。急ぐことは無いものの、機会を逸すれば、忘れてしまいそうな気配もあろうと、少しばかり近頃のタイヤを調べる気にもなってのう。

このTJ Wranglerになってからというもの、AT仕様とも相まってオフロードを走る機会はいささかも無い。なれば、次はもう少しコンフォート系に歩み寄っても良かろうかのう。

↑ついでにマグトラの後輪も確認

こちらの山はまだまだタップリ。大型セダンや大排気量スポーツカーでも、快適性を重視したいというユーザーに向けてリリースされたタイヤなれば、次なるJeepにもこの種のタイヤも選択肢に入ろうかのう。

めでとし、めでとし。

テレビのスピーカー

の片側からしか音が出んようになっておる。

先にばらした折にコネクタ類の挿抜を行なっておったが、改善は見られなんだ。
いま一度、様子を見てみようと蓋を開けてみてのう。
↑底面基板の左奥に音声出力回路が載る

基板を引き出して様子をチェックしてみるのだが、コンデンサのパンクも見当たらず、半田の浮きも目視確認はできぬのう。
本格的に、怪しげな部品を交換したり、半田の盛り直しを行なう暇も無ければ、モノラル2スピーカ仕様にしてしまうも良かろう。

↑音声の出ておる右スピーカから左スピーカに渡り配線

これにて、本格的にステレオ音声とは決別であるが、左右から音が出ておる方が幾分かマシであろう。
めでとし、めでとし。

2011年8月11日木曜日

テンガロンハットの染抜き

にチャンレンジしてのう。

↑ペーパークロマトグラフが如き汗染みがサッパリ

メッシュが入って、つばが大きく、暑い夏には大活躍するこのテンガロンハットが身共は、大のお気に入りであってのう。

なれど、熱い日差しの中にあっては、ダクダクと噴出する汗を止めるには至らず、あわや鍔の裏側は汗染みにまみれてしもうておる。気にはなっておったが、この季節にクリーニングに出しておっては、外出もままならぬ。

なればと、ひとまず歯ブラシに水を付けて叩き洗いし、タオルで拭取ることを繰り返してのう。濡れておる間は、綺麗になったのか否か良う分からん次第であったが、乾いたところを確認するならば、そこそこ綺麗になっておる。

これでも、まずまずであるが、今から思えば、ウェットティッシュを置いた上からのブラシによる叩き洗いでも良かったかも知れぬのう。

いずれにしても、再び気持ち良く使えるようになるならば、めでとし、めでとし。

2011年8月7日日曜日

謹製しずおか茶コーラ

なるものを夏のショートトリップにて仕入れておった。

↑なにやら"ふざけかげんのコンセプト"

もしかしたら、旨いかも、との期待とそのふざけさ加減に釣られて購入してしもうたんである。
さて、お味は..、茶の香りのする普通のコーラ味。
身共が苦手とするコーラ味そのものなれば、一滴にて、ギブアップである。幸いにして我妻はコーラ味に耐性を持つ舌を備えておらば、内容物処理は、全て彼女に一任され、事無きを得るに至ったんである。

炭酸茶のイメージを期待しておったのであるがのう。
全く困ったもんである。

筑水キャニコム ライガーを購入

してもうてのう。

随分前に、身共が実家の近くを走るこの機種を目にしてから、ずっと気になっておった。
やがて、それが福岡の会社である筑水キャニコムが製作するライガーであることを知ってのう。"農家のウニモグ"とも"農家のピンツガウア"とも評され、その走破性と機動力には定評があるらしい。

そのライガーであるが、飯山に出物があるとて、譲っていただくことにしたのだ。そもそもの発端は、"車検が高過ぎて、大変"との先日帰省した折の母親の言葉にあろう。
"車検の無い車"と言うのも一つだが、事故の多い高齢の母親がいつまで、乗用車を運転できるか、とも想いを巡らせておった。

シニアカーには未だ早かろうが、乗用車とシニアカーの間に、一段階あっても良かろうとの想いでもある。話題のシニアカーにしても、いきなりの操作は大変との話もある。なれば、マニュアルに慣れた普通車同様の操作系であれば、支障も無かろうとの思いでもある。
そして、冬の雪道での使用も考慮するなら、4輪駆動であることが望ましい。そんな条件の中でライガーが候補に浮上しておったのだ。

↑ひときわ小回りに優れるMOVAN LIGER
↑ダンプシステムは不要であるが、荷台があるのは、便利なはず
↑クボタ製の単気筒エンジンがミッドシップされる
↑セルでスタート可能/ダンプのお陰でエンジンメンテナンスが容易
↑操作系は、普通車同様だが、走行時の変速は事実上2速切替。

時速15kmの最高速は、今の彼女には物足りぬはずであるのは自明なれど、冬場の速度としては、我慢できる範囲であろう。春夏秋には、ミニカーと組み合わせた2台体制を取るならば、年間を通じて安全最高速を得られようと考えておるが、今回のファーストステップで躓いてのう。

事前説明が不足しておったのであろうが、身共が道楽とて以下の点がお気に召さぬらしい。
1.軽トラと変らぬほどの大きさ(軽トラより一回り小さいと言っておったが、期待よりも随分大きいらしい)
2.エンジン音が大き過ぎる(以前、この機種を追い抜いた折には気付かなんだが、耕運機と同様であろう)
3.お洒落で無い(身共の美的感覚と異なるところは致し方あるまい)

春夏秋に活躍しそうなセカンドステップに進むか否かについては、改めて彼女の意思を確認するが良かろう。

■セカンドステップの候補:
ミニカーは、とりわけ田舎のシニアカーと普通乗用車の中間に位置する高齢者向けとしても需要があると思うのだが、販売戦略には入っておらぬ様子。

丸ハンドルで乗用車と同様の操作体系を持つものをピックアップ
↑光岡自動車CONVOY(最右翼)
↑光岡自動車MC-1

↑チョロキューモーターズ キューノU(EVで力があるが、航続距離は短い)
↑トヨタコムス (キューノUのベースモデル/安心感はピカイチ)
↑タケオカ アビー(丸ハンドルが選べる/ブレーキが貧弱)

その他、ジャイロキャノピーも候補に入れても良かろうかのう。

セカンドステップモデルを先にしておけば良かったであろうか。いささか、先走り過ぎたであろうかのう。
全く困ったもんである。

かまきり二世号のかご修理

に及んでのう。

先日、駐輪しておいたかまきり二世号を取りに戻ると、景気良く倒された挙句に前かごがすっかり壊れてしもうておった。

こんな小さなかごなれど、壊れてしもうては、使い勝手が悪いことこの上ないのう。
修理は、必定なれど、気分は乗らぬ。

↑やっつけでの修理

このかごを取り付けて1年少々しか持たなんだ事になる。かっちり修理したところで、あとどれほど持つものかも判然とせぬ。然らば、30分と掛からぬ"やっつけ修理"となるも致し方無かろう。

不都合無く、使えるようになれば、めでとし、めでとし。

2011年8月6日土曜日

Jeepのオイル交換

を行のうてのう。
前回のオイル交換から早や4,000kmほど。

さして距離が伸びておる訳でも無いが、ひところの寝たきり生活でバッテリー上がりしてしまうような時節に比ぶれば、順調に走っておると言って良かろう。

↑今回は奢ってCastrol GTX DC-Turbo

オイル喰いでもあるJeepだが、オイル交換ではフィルタ交換無しで5.5lほどを呑み込んでしまう。4リットル缶1本で終らず、追加1リットル缶でも少々足りぬ。なれば次期に備えてと4リットル缶2本を購入するも、次回には忘れてしまうことが多いのが困りものよのう。

これにて、今しばらくは調子良く走ってくれることであろう。
めでとし、めでとし。

*.オイル会員無料登録クーポンを持っておったにも関わらず、更新料半額キャンペーンの葉書にウッカリ乗ってしもうた。こちらは、全く困ったもんである。

CBX750F Boldor'に給油

をしてしもうてのう。

ガソリンスタンドにての給油は、かれこれ3年振りほどにもなろう。車検も切れ、身体もいうことを聞かぬ間、身共がCBXはエンジンだけでも回しておこうと数ヶ月に1回程度はエンジンを回してきたのだが、途中で携帯タンクを借りて一度燃料補給をしたに過ぎぬ。

心地の良いパラフォーのエンジン音を聞きながら、ガソリンスタンドに向かい、給油を開始。まこと僅かな事であるが、嬉しさはひとしおよのう。
長らく無給油であった償いの気持ちも含め、今回は贅沢にハイオクを奢ってみたりするのも趣があろう。22リットルのタンクに12リットルの燃料を呑み込ませて、車庫に戻るだけの1ブロックツーリングではあるが、緩やかに込上げる喜びを何と表現できよう。
↑12リットル1,850円にて満タン♪オドメータは未だ54,000kmほど。

身共が悍馬と共に野に山に駆け巡る日に想いを馳せるならば、めでとし、めでとし。

2011年8月5日金曜日

Jeepにスマイルマーク

を追加してしもうてのう。

身共が愛機TrailJeepは、ヘッドライトが中心に寄っているため、田舎の暗い夜道では、軽トラの如く映ることがあるらしい。近付いて、ハッと車幅の大きさに驚く様子を見せる擦れ違いドライバの経験もあれば、何か策は無かろうか、と頭をよぎる事度々。

そんな折、再帰反射板を見つけてのう。ちょうど良い按配に丸い形でバンパーにピッタリの様子。

↑バンパーの両隅にピタッと貼付。夜間に照明を受くるならフォグランプの如く光ろう。

これにて、対向車も安心して擦違いができよう。
めでとし、めでとし。

夏のショートトリップ Final Day

御母堂が、玄関の暗がりで向う脛を打ち付けてたいそう痛い思いをしたそうな。
既に厠に人感センサを伴うLED灯を取り付けておったのだが、これに類する物を玄関に設置できぬかと所望されておってな。

↑ハロにも似た人感センサ付LEDライトを玄関の2箇所に設置
マグネットで着脱自在な細工を施しておくならば、電池交換も易々と行なえよう。それにしても僅かな間にこの様なライトすらも1Wクラスが当たり前になり、明るいことこの上なし。

墓参りをすませて、家路に着くのだが、この日牧の原の新たなケーキ屋あしながおじさんを開拓。値ごろ感のあるシュークリームが中々に美味であるのに驚いてしもうた。定番化しそうなお店である。

更に、何度か訪れておる西焼津のクッキー屋さんラヴィエベルに立ち寄った頃には小腹が空き始めておった。
このクッキー屋さんに向かう少し手前に、程好いカレーショップが。
その名もはんぐりぃ

↑シンプルで好感の持てる佇まい。
↑メニューは色々あるが、オーソドックスなカレーをチョイス。

スープカレーの様に緩いルーにチーズが散りばめられ、見事に美味しい。夏のショートトリップを締め括るに相応しい旨さであったのう。

連泊で家を離れるには、少々不安もあったが、5日間に渡る愛機Jeepによる夏のショートトリップは、マッタリ、ユッタリと程好く楽しくも嬉しい散歩旅であったのう。

めでとし、めでとし。

トイザらス15周年記念腕時計

の電池交換を行のうてのう。



最早、程長い時が過ぎておるが、トイザらスの日本上陸15周年を記念して貰うた腕時計が止まってしもうた。電池交換は、今回初めてというわけでも無いのだが、針が止まって使えぬというのも、何やら寂しいものである。

普段ならば、時計用の電池はネット通販で購入するところであるが、今回は旅先で見つけ、その場で調達しておったんである。帰宅後には早速の電池交換。

元気良くというわけでもあるまいが、再び運針を始める時計を見るならば、ささやかな満足感に満たされるのう。

めでとし、めでとし。

2011年8月4日木曜日

夏のショートトリップ 4'th Day

朝からバイキング料理のホテル朝食の後は、このショートトリップの間に伸びてしもうた爪の手入れを為そうとフロントで爪切りを貸して貰うた。
↑ステンレスのアーチがアートを感じさせよう。切れ味も優れる一品。

良い品物を置いておるのう、と感心する次第。

三河安城からJeepを走らせ、浜名湖パルパルに到着するも、パルパルには寄らず、近くのうなぎ屋へ。
↑ボリュームタップリのうなぎサンド丼
↑サンド丼の名の通り、中にも鰻が隠れておろう。

焼きの加減が見事で、ふっくらと美味しい。三鷹にも美味しいうなぎ屋を2件知っておるが、ここの鰻を知ってしまえば、最早肩を並べること能わずなること必定であろう。

浜名湖を後にし、快適な1号線バイパスと150号線を経て、本日の最終目的地は、相良。我妻の実家なれば、ゆっくりできようと言うもの。アルコールに4日間の運転疲れが加わってか、全身で味わう畳の心地良い事。

めでとし、めでとし。