してのう。
毎年、この時期になると、頭痛の種であるのだが、本日悪戦苦闘の末、申告書の提出に至ってのう。暫く前からは、端末での申請が可能になったお陰で、計算機を片手に、要領書のあちこちを読みまくらねばならぬ事態からは開放されておる。
それだけでもあり難いのだが、なれど、毎年中々一筋縄ではゆかぬのは、致し方あるまい。
社会保険料控除やら、あちこちに分かれた株式の口座やら、寄付やら諸々の申告が複雑に思えてならぬ。とは言え、当家の主要な控除のパラメータとなっているのは、医療費であることに間違いは無かろう。
ここ暫くの確定申告により、4年間のデータが手元に残っておった。なればと、医療控除額と還付金の関係を調べてみると、ほぼ線形近似できることを発見してのう。近似式は、
[還付金額]=0.19×[医療控除額]+16,500円
となる。
グラフにすれば、上記の通りにて、即ち、16,000円ほどの下駄を履かせて医療控除額の2割ほどが還付される計算となろう。
無論、この近似式は、収支を含め、諸々のパラメータによって異なるため、当家においてしか通用せぬものであろうが、還付金額の大まかな目安となろう。
本日の申告においても、社会保険料の記載を間違えたため、還付ならず多大な追徴課税を納めねばならぬのかと恐れおののいたのだが、親切な税務署員の方にアドバイスを頂き、大事には至らずに済んだ。
この近似式を知っておれば、こうしたケアレスミスの回避にも役立つことであろう。
そして、何より悩ましい行事が片付いたならば、たいそう、めでとし、めでとし。
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