なる本を借りて読んでみたんじゃ。
「わかりやすく やさしく 役に立つ」と書かれておる。
これぞ、まさに打ってつけの入門書であろうと思うた。
少し、大きな会社ならば、熱の専門家もおろう。だが、多くの場合には、メカ屋、エレキ屋、システム屋が、トライアンドエラーを繰り返して、熱設計に挑んでおるのではなかろうか。
身共においても、20年近くも前に、右往左往しながら、筐体の熱設計に挑んだ記憶があるが、最近、またも俄仕込みで熱と戦わねばならぬ状況に出くわしつつあるのだ。
先頃から、幾つかの本に目を通したり、ネットで検索をかけたりしておった中で、この本に出会うたんである。
ヒートシンク、ヒートパイプ、ファン等のベーシックな使い方から始まり、部品の配置方法や基板の置き方、煙突効果の使い方等々、かなり痒いところまで網羅されておろう。
↑バックデータと図と式が絶妙なバランスで配されとる
発刊は1997年と暫く前ではあるが、欲しい情報が、しっかりと載っておって大変お勧めなんである。
とりわけ、俄仕込みの付け焼刃な熱設計屋には、もってこいの一冊とを見つけたり。
めでとし、めでとし。
0 件のコメント:
コメントを投稿