したんである。
ボスフリーハブからカセットスプロケットハブに換装して、最高速も稼げるようになったまでは良かったが、BBから聞こえるコツコツとした異音が気になっとったのだ。
折角、買い込んだ工具セットもあるのならば、BB周りのメンテナンスに挑戦せずにもおれまい。
先ずは、コッタレスクランク抜きで、ペダルとクランクを取り外すのだが、ここのネジは全て順ネジであった。さて、碗を外してベアリングを見てみると、オイルが錆色になっておる。
こは如何に、と思いながらオイルを拭ってみれば、ベアリングのあちこちに錆の痕が残っておる。大きな錆ではないものの、これだけあちこちが錆びておれば、異音のするのもおかしくなかろう。
↑錆び色グリスとベアリングの錆々
↑両側を外してみるとチェーンリング側のダメージは小さい。
幸い、シャフトと碗には気になる傷はなく、これならば、ベアリング交換だけで良かろう。
↑BB内部とマリンオイル
ボトムブラケットの内部も錆が発生。これも面白くは無いので、マリン規格の6-66で錆防止を行なっておくが良かろう。
↑新品のベアリングで組込み
早速、近所のサイクルベースあさひで新品ボールレース付きベアリングを調達。店長、チーフとも覚えてくれておったらしく、「ハブの次はBBですか。」に「ホイール交換の間ひっくり返しておったら、水が入って悪化したらしい」とのたまいながら、ベアリングセットを出して貰うた。
ベアリングセットの値段は、105円×2個の合計210円也。
今回は、AZリチウムグリスを奢って、たっぷりと塗りたくるが良かろう。レーサーでは無し、次のメンテナンスがいつになるかも分からん様では、6-7割グリスの鉄則に従うわけにも行かぬでのう。
これにて、BBシャフトの組込みは完了すれども、クランクとチェーンリングの錆が気になろう。折角の機会なれば、少々錆び落とししておくのが、愛着も増そうと言うもの。
↑少しづつ錆が綺麗になってゆくのは良いのう
チェーンガードを外し、ワイヤーブラシで軽く錆を落としたあとは、今回も得意のケレンSSTの出番であろう。少しづつでも錆び落ちが進めば、明日には、クランク周りも再インストールできよう。
めでとし、めでとし。
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