2012年7月14日土曜日

Movan Liger弄り

をしてのう。

全ては、明日の"ハロー安曇野發動機運転大会"に向けての準備となろう。

↑先ずは、ジャッキアップ

↑前回取り付けておいたホルダーにシムを入れて取付け
↑見事に良い感じ

↑ライガーの下腹に頑丈なハイラックス用のステアリングダンパが似合う


↑ヒューズボックスを開けて、シガーソケットの配線加工


↑上手にインストール..と思うたら脚が干渉してクラッチが踏めん。なればひっくり返すが良かろう。

用意したのは、コンデンサと3端子レギュレータを内蔵した安定化電源。レギュレータとレクティファイヤが見当たらぬライガーに配慮して、念を入れたまでのこと。

↑ワックスも掛けて、準備万端

段差越えにおけるハンドルへのキックバックは薄らぎ、シガーソケットからは、ナビやMP3プレーヤへの電源供給が可能となろう。

明日が楽しみであるのう。
めでとし、めでとし。

ゼロから始める都市型狩猟採集生活

なる本を読んでのう。リンク

著者は、"坂口恭平"氏。

先日、テレビに出ているのを何気無しに眺めておって、興味が湧いてのう。
聞かば、ホームセンタにある材料を使うて、数万円で出来上がるモバイルハウスを作り、路上生活者でも安心して住める住まいを提供しようと言うプランがあったり、安心して住める土地を提供するために、独立国家としてモバイルハウスを停泊できる土地を供給しようと言うプランがあったり。

個人・自治体からも賛同者がそこそこあり、全国に飛び地が出来ておるらしい。これらは、新政府の領土として拡大を続けておるらしい。

人に説明するとなると、なにやら、胡散臭げに聞こえる内容ではあるが、本人の話す内容を聞いておったら、何処と無く共感できそうな心持となる部分があってのう。

して、著書を読んでみる気分となったんである。


本の内容は、東京と言う都市において、一人一文無しで放っぽり出されても生きてゆけるのだよ、と言う内容なんであるが、行間に漂う雰囲気に、これまでの経験と重なる部分を感じてのう。

例えば、住まいを例に取れば、それは、子供の頃に木々の合い間につくった秘密基地であったり、平日は寝るためだけに帰り、週末ごとに旅に出てしまう会社の寮という名のねぐらだったり、旅先で調達するバス停と言う名のバンガローだったり...。

例えば、道具に例をとれば、あらゆる道具は、身共自身に使い易くなるよう手が入れられておったり。無い道具も、何か代用できるものは無かろうかと、我が身を見回す習慣があったり...。

身共若かりし頃、"君はどこでも生きていける"といわれる機会が少なからずあったのを思い出すのう。近年のポンコツ加減では、マイクロ波治療器のある我が家から離れるのは不安が多く、夜冷えの中にあっては身を休めることも儘ならぬ体となり、ノスタルジーに浸りつつ読み終えた次第。

今の身共に彼が勧める"都市型狩猟採集生活"を実践する気持ちも体力も無いが、週末毎に鉄の精馬を繰り出し、大地と青空との全てを手中に納めた気になって頃が懐かしく感じてならぬ。

めでとし、めでとし。

2012年7月13日金曜日

エンジンの燃費

について、フィージビリティースタディーをしてのう。

明後日に控えた安曇野發動機大運転会にライガーで参加することを表明しておったが、果たして、このライガーで辿り着くことができようか。

気になって、燃料消費率から試算をしてみたんである。
PV=nRTより
PV=w/M*RT
∴w=PVM/RT

すなわち、
空気質量=1atm×空気分子量×排気量/(リュードベリ定数×絶対温度)
分間燃料消費量=空気質量/空燃比*回転数/4 (4サイクルは1/4回の吸気工程であるため)

上式にて、簡単のため、以下のようにパラメータ設定するなら
空燃比 10
空気の分子量 28.8
空気温度 30 ℃
ガソリンの比重 0.73 g/cc

以下の如く試算できよう

表.排気量とエンジン回転数による燃料消費量(単位:cc/h)


この試算によるならば、CBX750Fにあっては、4000回転で約7リットル。高速を3時間ぶっ飛ばすと燃料が空になる計算となろう。
Jeepにあっては、800回転のアイドリングを1時間続けるなら7.6リットルの燃料消費。9時間アイドリングを行うなら70リットルの燃料が空っぽになることを意味しよう。
して、ライガーにおいては定常運転にて1時間に1リットルの燃料消費となろうか。しかしながら、新たに見つけた仕様表にては、この試算の倍ほどの燃料消費となっておる。

CBXとJeepの燃料消費は、感覚的に的を射ておるが、どこかに計算違いがあろうかのう。
ともあれ、一定の目安とはなろう。


図.排気量とエンジン回転数による燃料消費量の試算

気筒内空気温度や空燃費のパラメータを替えて、試算するも大きく燃料消費が変わることは無く、このことから、燃料効率を高くするためには、如何に排気量を小さくするか、あるいは回転数を落とすかということが重要であることが見えてくる。

この試算からも、出力変動の大きなガソリンエンジンにあっては、過給装置や気筒停止は、思いのほか有効な手立ての様にも感ずるのう。

過給についてもターボやスーパーチャージャーの様なごたいそうな物ではなくとも、農機の冷却風に用いるブロワファン程度でも大きな出力向上が見込めよう。なんとなればPV=nRTなんである。
吸気圧力を2割高めることが出来れば、排気量も2割増しになると考えて良かろう。

タイムラグや駆動ロスの少ないブロワファンをエンジン直結で取り出す過給装置をなぜ作らぬのかのう。排気量の小さなエンジンに向いた効率の良い仕組みと思うがのう。

それはそれとして、満タンの燃料ならばライガーも5時間以上は走行できよう。
試算ができて一安心かのう。

めでとし、めでとし。

2012年7月9日月曜日

足首捻挫から3週間

が経ってのう。

昨日昼過ぎほどには、杖無しでも外出できる按配になってきた故、ギプス無しサポータのみにて出勤してのう。
かまきり二世号に颯爽と乗り出掛けたんである。

普通に歩ける気分であるものの、未だ少々痛みが残り、つい引き摺り気味となってしまうのは致し方なかろうか。されど、徐々に足に痛みが増してきてのう。

ジンジンとするのを幾分こらえ気味にして家に辿り着いて、改めて眺めるなら、足先に向かって、そこそこに浮腫みあがっておろう。

ジンジンとする痛みの場所と浮腫みの場所は見事に一致しておる様子なれば、単に関節が硬くなったが故の痛みとは異なろう。

もう暫し、ギプスに頼ったほうが良かろうかのう。
全く困ったもんである。

2012年7月8日日曜日

石和クラシックカーフェスティバルと原町EV展

がこの週末に行われておるのであろう。

このイベントを楽しみにしておったのだが、外歩きには、未だギプスを外すこと叶わず、単車も車も運転に能うまい。

されば、家の中であまり負荷を掛けずに出来ることをして、気を紛らわせるが良かろう。

ひとまず、マグトラに取り付けようと購入したバンパーに錆止め塗装、そしてStridaのパンク修理...。
↑ストライダのパンク修理

3週間近くも前の捻挫で楽しみにしておったイベントに出掛けられぬとは、つまらぬのう。

全く困ったもんである。

*.パンク修理した筈のストライダは、透明チューブの隙間から翌日またも脱腸。
 透明チューブの長さが足りぬまま、放っていたのは手抜かったわい。
 さらに困ったもんである。

VTマグナにエンジンガード装着できず

仕舞いとなってしもうてのう。

どうもリアの幅があるのにも関わらず、フロントが二輪の時のままの幅であるならば、対向車が寄り気味であるのと、自身でも車幅を忘れてしまいそうな気配を感じておった。

その対策にと、少々フロントにボリュームを持たせるエンジンガードを購入してのう。
取付け位置を確認するならば、純正品ゆえに、しっかりと穴位置は合っておる様だが、先に取り付けたステアリングダンパーと干渉するでは無いか。

折角苦労して位置出ししたステアリングダンパーであるが、組み換えあるいは、再加工が必要となろうかのう。
↑エンジンマウント部

さらに詳細にエンジンマウントのボルトを抜いてガードを当ててみるならば、ステーの逃げ幅が異なり、ステダンを除いたとしても、素のままでは装着できぬではないか。

全く困ったもんである。

2012年7月7日土曜日

トラコンのシートポスト交換

を行うてのう。

トラコンは、奥の院の愛機であるが、暫し活躍の機会に恵まれず、折りたたまれた状態が続いておる。
このところの怪我なぞに合わせ、脱腸しまくるストライダのバックアップになればのうとの想いもあり、ひとまず、身共が乗れる程度のシート高に変更することにしてのう。

↑純正のシートポストは370mmほど、これをBBB製の450mm高さに変更

無論サドルを下げたなら、彼女には何不自由なく乗れる筈で、シート高を最大にすれば、身共であっても苦労なく漕ぎ出せることとなろう。

めでとし、めでとし。

STEAM PUNK

なる本を読んでのう。

読むと言うよりは、眺むると言ったほうが正解も知れぬ。

"STEAM PUNK"なる本は、先日訪れた"松本クラフトフェア"で目にしたものであって、昆虫や軟体生物等をモチーフとした"ハウルの城"にも似た心惹かれる造形の隣に並べてあってのう。



じっくりと眺めたいと思うておったが、購入するには少々高めであって、躊躇をしておったんであるが、図書館にあるのを見つけ、借りてきてのう。


松本で見た造形とは、また異なる作品が多く収録されておって、非常に楽しめる本であるのう。一種ダリの世界観にも通ずるものがあって、実に楽しい。そして、何かに火が付くと言おうか、インスパイアされそうな気配を感じるのであって、身共の心持ちは随分と高揚感を覚える。

なれど、芸術家には、程遠い感性しか備えておらぬ身共においては、この高揚感は芸術の製作には繋がらぬのであろうのう。

感性の欠如は少々寂しいものであるが、それはそれで、良しとして、作品を楽しむだけでも楽しかろう。
めでとし、めでとし。

2012年7月6日金曜日

StridaがPunk

しておってのう。

爺様が形見の杖があれば、松葉杖が無くとも、動き回れるようになってきてのう。
なればと、診療センタより借り出しておった松葉杖を返却してのう。

2-3日も借りれば良かろうと思っておったのが2週間余りも借り出すことになろうとはのう。

して、帰り道は、ストライダに乗って颯爽と乗り出そうと思うておったのだが、なんと駐輪場のストライダの後輪は空気が抜けておる。

公共機関を使って帰らねばならぬのだが、杖での長歩きは、ふとした拍子に足に響く。松葉杖を返したことが少々悔やまれるのう。
週末をおとなしく過ごして回復を待つよりあるまい。

全く困ったもんである。

2012年6月26日火曜日

足首捻挫から1週間

が経過してのう。

1週間後に診ましょう、との事なればと再び、加藤整形外科を訪れてのう。

既に腫れは引き始めておるが、浮腫みは幾分か増しておって、内出血もなかなか収まらずにおる。
発痛物質と内出血が移動してダメージを受けた場所とは異なる部分で痛みが生じたりするのは稀では無い様子にて、まだ、ギプスはしておきましょう、との診断。
↑足裏やくるぶしをはじめ、あちこちにうっすら広がる内出血が中々収まらぬ

幾分足に荷重しても良い頃との事にて、松葉杖を使いつつも、痛みが生じない程度に足を着けて歩いて良いとのこと。

完全に右足を浮かせて歩くのに比ぶれば、幾分かでも足を着けて歩けるならば、歩みも随分と楽になろう。

幾分か、めでとし、めでとし。

2012年6月24日日曜日

ミッスィーバ家を訪問

してのう。

ミッスィーバ家は、二子玉川のタワーマンションにあって、当家からはバスを乗り継いで1時間あまり南方に位置しておる。

ニコタマに向かう初めてのバスの旅は、以外にも快適であった。松葉杖を突きつつ訪れた先は、コンシェルジュが常駐し、訪問先にしか止まらぬエレベータが出迎え、今風のセキュリティーを備えておろう。

まるで、高級ホテルを思わせる厚く重い白い扉を開け放つと、そこには、重々しくも清々とした空間が広がっておる。

家具から、片付け方、掃除の仕方まで全てが高級ホテルの如き佇まいにて、身共らが暮らす佇まいとは、まるで次元の異なる空間であったのう。

↑ビアタンブラーにすら無限の空間が眺められよう

↑K子さんの鳥胸肉のムースお持込を加えて
↑ミッスィーバ家の食卓

今回の訪問は、お屋敷拝見もさることながら、ミッスィーバ特製カレーを味わうことも重要な目的の一つ。
↑メインのスパイシーカレー
↑きなこ黒蜜のデザート

このスパイシーカレーが素晴らしく旨くてのう。
斯様なカレーを時折食せらるるならば、幸せであろう。

めでとし、めでとし。

2012年6月23日土曜日

セーフティードライバ達成証

なるものを頂いてのう。

↑達成証とLEDライト

セーフティードライバーコンテストに参加しておって、その期間事故や違反を起こさぬと貰えるものだったらしい。
わざわざ、無事故無違反歴まで調べてSDカードまで交付してくれたんであるが、後一月すれば5年のSDカード。キリが悪いのう。

ライトは、マグトラにでも装備しておくが良かろうかのう。
めでとし、めでとし。

2012年6月21日木曜日

足首を捻挫して2日目

となってのう。

あまりに腫れが納まらぬゆえ、昨日は一日お休みをして安静にしておって、幾分快方に向かう気配があったゆえ、本日は出勤してみたんである。

すると昨日まで無かった内出血があちこちに観察されるようになっておる。
浮腫み感は幾分納まり気味、とは言っても左足と比ぶれば、パンパンの張り様ではあるのう。



捻挫した場所とは異なる辺りにうっすらと内出血が浮かび上がろう。

内出血さえなければ、治りも早かろうと、思うておったが、直ぐには表に現われなんだだけであったかのう。痛み物質が内出血と共に移動するのか、ほとんど関係無さそうな、足裏、足の甲、爪先まで、あちこちに痛みが散在するのも、気分が悪いのう。

それにこの痛み、本当に上げっぽくなるような気分の悪さを伴う様相と為らば、とっとと完治して欲しいものよ。

全く困ったもんである。

2012年6月19日火曜日

足首を捻挫

してもうてな。

階段を仲間達と下っておって、広い踊り場に足を踏み出そうとしたところ、未だ1段の階段が残っておったらしく、踏み外してしもうた。

普段ならば、直ぐに体重を抜いて足を庇うところであるのだろうが、集中力が欠けておったのか、そのまま内足側へと捻ってしもうたらしい。
↑現場は、何の変哲も無い階段の踊り場

このとき既に右足を床に付ける事叶わず、同僚の肩を借りて、階段を下ってのう。
暫し、保冷パックでアイシングしつつ、診療センタにお願いして、松葉杖を借りるが良かろう。

この期に及んでは、さっさと後片付けモードにて、タクシーを呼び、緊急退避を試みるも、玄関に呼んだタクシーは、近くの見えぬ所にて潜んでおったらしく、30分ほども姿が見えぬまま、ジンジンと痛み始める足に不快感を募らせ、キャンセルの電話を掛けようと試みるも繋がらず...。

管制センタからの電話を同僚が取り次いでくれて、漸く搭乗に至ったが既に40分近くが経過。初期に於いては、耐え難いデッドタイムであるのう。

家に戻って再びアイシングを施して、暫し後、近所の加藤整形外科へ。

嘗ては、散々っぱら歩き回った松葉杖であるはずが、とてつもなく疲労感を伴おう。松葉杖と言えども、腕力が落ちては、使えぬものであろうかのう。

幸いにして骨折はしておらぬものの、既に腫れが強く出始めており、その場でギプスを作って貰うてな。
水で硬化するレジンシートを使うて簡単にできるものであるのは感嘆よのう。
↑ギプスと血流改善剤のヒルドイド

ひとまず、大事に至らずとあらば、めでたくもあるが、冴えぬのう。
全く困ったもんである。

2012年6月18日月曜日

Apple マイティーマウスの清掃

を行うてのう。

以前にフレキケーブルが切れたマイティーマウスをエナメル線の半田付けで復旧させて以来、使用頻度は低いものの便利に使えておった。

それが、マウスボールを回していた瞬間に、いきなり、それこそ、全く唐突に、一方向のみクリクリ感が無くなってしもうてのう。これは、エナメル線が外れたかのう、等々と思いながら、解体を決意したんである。

接着剤で貼り付けたボトムリングをバキバキと取り外し、ボールユニットを取り外してみるなら...、

↑この程度の僅かなゴミがローラーに付いた程度で機能しなくなるのだのう

改めて、ローラを綺麗に掃除して組み直すなら、心地良くボールの回転に合わせてマウスが動くのう。
使わぬ折には、埃除けの布など被せておくのが良かろうかのう。

これほどまでに、汚れに脆弱な構造には、全く困ったもんである。

2012年6月17日日曜日

Firefoxからダウンロードができぬ

状態が続いておった。

外部メモリにダウンロード先を指定しておったのだが、いつぞやの弾みに、メディアを取り外してしもうてからは、いくら設定し直そうとしても、受け付けてくれなんだ。

無論、"about:c0nfig"から該当する場所を何べん変えようとも、修復せぬ故、諦めておったのだが、CF-T2のスペア気を立ち上げるに伴い、FirefoxのRev.Upを行うなら、修復オプションが選べるようになっておろう。

↑先ずはRev.12⇒Rev.13にアップグレード


↑ヘルプメニュー>トラブルシューティング情報の右上に新しいBOXが...。

"Firefoxを初期状態にリセットする"ボタンを押すならば、久しく出来なんだダウンロードが、何事も無かったの如く可能となろう。

cookieやブックマークが継承されるのも嬉しいのう。
それまで開いていたセッションが忘れられてしまうのが、"玉に瑕"ではあるが、これとても、古いプロファイルフォルダから”sessionstore-**.js”ファイルを持ってきて上書きしてしまえば、古いセッションが蘇ろう。

ふるいプロファイルフォルダはそのまま残されて、新しいプロファイルフォルダが出来上がっておるため、こんな技も可能となっておる。良い作りであるのう。

めでとし、めでとし。

東京發動機運転会 in 三鷹旧東京多摩聖火多摩青果跡地

に赴いてのう。



このイベントがあると知って以来、なんだかワクワクした日々が続いておってのう。
本日、いよいよにして楽しみにしておった運転会に赴いたんである。

屋根の下に所狭しと並べられた旧式エンジンの数々。

嘗ては、農家の軒下で活躍したであろう見たことも無いエンジンが盛り沢山なれば、うろうろ、キョロキョロ、挙動不審になりながら何べんと無く会場をうろついて来てのう。

身共の爺さんが農業を営んでおった頃、身共の家にも多くの発動機があったのう。トレーラーを引く爺さんの足となるテーラー、耕運機、豆トラ、餅をついたり、脱穀をしたりと言った折には三相200Vのモータを引き込んできたりしておった。

斯様な記憶を鮮やかに蘇らせながら、眺めるなら、これまた感激もひとしおであろう。

今見るエンジンの多くは、何がどう動いているのか、その機構を知らねば想像も出来まいが、ここに並べられたエンジンたちの多くは、内燃部位外が丸出しなんである。ピストンの底が見え、バルブタペットがゆっくりと動く様までが手に取るように分かろう。

↑これは珍しいコマツ農民車
↑と思っていたら"テーラー少年"の出品。

發動機で一部の方々に有名なテーラー少年のページはこちら

そんなあちこちにある訳があるまいし、当然と言えば当然かのう...。

↑大きなのに、小さいのに...

↑ダイハツのオート三輪
↑空冷V型サイドバルブであろうか

↑トラクタを管理機に転用
↑ここに回転座がある
↑ドライバの車軸留めがおしゃれ感を増すのう

↑府中町と新宿丁の焼文字が
↑こんなマシンは初めて見るわい

↑ハンドルの真下にまでミッションが進出し、ミラーはフェンダーから生える

↑大きな転輪は、スターターとPTOを兼ねるのかのう


↑煙ぶい中でも弁当は旨そうであるのう

↑JohnDearなのに、赤と黄色の車体
↑現在は、緑が定番化したJohnDearであるが、新鮮なデザインと色合い

↑回せ回せ~

↑木組みのシャーシも立派なMGの文字が映える石油発動機
↑何ゆえか道路作業車の荷台で元気に回る
↑とにかく低回転
キャスタに積まれたエンジンは、車台ごとゆったり振動しよう

↑小型なるも珍しい造形











↑営林系の三輪駆動車。おいちゃん嵌り捲くりよのう。



↑テーラー少年の愛機






↑クランクの先にはピストンとシリンダが剥き出し





↑こちらもダイハツのオート三輪

↑助手席に人が据わったら、左ペダルが操作できぬのでは?、と心配になるのう



↑三鷹市のナンバー付き




↑動かしている間は、メンテナンスが休めぬのう









それにしても、軽油と灯油の入り混じった排気の匂いが中々肺から抜けぬのう。
少々、酔い気味じゃわい。

もっと、きっちりライブ感を楽しみたい方はこちらを眺むるが良かろう。

めでとし、めでとし。