に赴いてのう。

このイベントがあると知って以来、なんだかワクワクした日々が続いておってのう。
本日、いよいよにして楽しみにしておった運転会に赴いたんである。
屋根の下に所狭しと並べられた旧式エンジンの数々。
嘗ては、農家の軒下で活躍したであろう見たことも無いエンジンが盛り沢山なれば、うろうろ、キョロキョロ、挙動不審になりながら何べんと無く会場をうろついて来てのう。
身共の爺さんが農業を営んでおった頃、身共の家にも多くの発動機があったのう。トレーラーを引く爺さんの足となるテーラー、耕運機、豆トラ、餅をついたり、脱穀をしたりと言った折には三相200Vのモータを引き込んできたりしておった。
斯様な記憶を鮮やかに蘇らせながら、眺めるなら、これまた感激もひとしおであろう。
今見るエンジンの多くは、何がどう動いているのか、その機構を知らねば想像も出来まいが、ここに並べられたエンジンたちの多くは、内燃部位外が丸出しなんである。ピストンの底が見え、バルブタペットがゆっくりと動く様までが手に取るように分かろう。


↑これは珍しいコマツ農民車


↑と思っていたら"テーラー少年"の出品。
發動機で一部の方々に有名な
テーラー少年のページはこちらそんなあちこちにある訳があるまいし、当然と言えば当然かのう...。

↑大きなのに、小さいのに...

↑ダイハツのオート三輪

↑空冷V型サイドバルブであろうか

↑トラクタを管理機に転用

↑ここに回転座がある

↑ドライバの車軸留めがおしゃれ感を増すのう

↑府中町と新宿丁の焼文字が

↑こんなマシンは初めて見るわい

↑ハンドルの真下にまでミッションが進出し、ミラーはフェンダーから生える

↑大きな転輪は、スターターとPTOを兼ねるのかのう

↑煙ぶい中でも弁当は旨そうであるのう

↑JohnDearなのに、赤と黄色の車体

↑現在は、緑が定番化したJohnDearであるが、新鮮なデザインと色合い

↑回せ回せ~

↑木組みのシャーシも立派なMGの文字が映える石油発動機

↑何ゆえか道路作業車の荷台で元気に回る

↑とにかく低回転

キャスタに積まれたエンジンは、車台ごとゆったり振動しよう

↑小型なるも珍しい造形










↑営林系の三輪駆動車。おいちゃん嵌り捲くりよのう。



↑テーラー少年の愛機

↑クランクの先にはピストンとシリンダが剥き出し




↑こちらもダイハツのオート三輪


↑助手席に人が据わったら、左ペダルが操作できぬのでは?、と心配になるのう


↑三鷹市のナンバー付き


↑動かしている間は、メンテナンスが休めぬのう






それにしても、軽油と灯油の入り混じった排気の匂いが中々肺から抜けぬのう。
少々、酔い気味じゃわい。
もっと、きっちりライブ感を楽しみたい方は
こちらを眺むるが良かろう。
めでとし、めでとし。