を楽しんでのう。
今回の演奏は、"小松亮太 with ラスト・タンゴ・センセーションズ"にて、アストラル・ピアソラ生誕90周年記念に因んでの演奏なのだそうだ。
かつては、皆"アストラル・ピアソラ"と呼んでおった気がするが、今回は"アストル・ピアソラ"と呼ばれておって、少々違和感を覚えたのだが、横文字表記を確認するならば、"Astor Piazzolla "と載っておる。
されば、"アストル"と呼ぶべきであろうか。
演奏自体は、アルゼンチンタンゴを中心にノリノリな調子にて始まり、ディープな雰囲気の曲も交えて、お祭り気分前回の楽しい楽曲に明け暮れてのう。
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海の上のピアニストを髣髴とさせるピアノ、淡々と引き続けるギターとコントラバス、アニメイトの宣伝に出てくるような戦闘系のヴァイオリン、更にゲスト出演となるビブラフォンに支えられてのバンドネオンと、久々に心ウキウキ、胸弾む気持ちとなったのう。
嘗て、身共がコンフントに属しておった頃にも、タンゴの好きな仲間達がおったのを思い起こしたりなぞしておった。その頃は、奏者たちと共に音楽の中に身を置くと、それこそ、体の周りを音が踊り、跳ねて渦巻いておるのが、嬉しく気持ちが良かったが、此度の演奏はそれに近い感覚を覚えてのう。
こうした音の中におると、なぜ、音楽が実体化せぬのか、不思議に思えるほどじゃのう。もっと幼き頃にこのような演奏に恵まれる機会があったなら、どこか違った生き方になっておったかも知れぬのう。
様々な想いのトリガとなる良い刻であったのう。
めでとし、めでとし。
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