2011年6月5日日曜日

KENWOOD アンプR-SE7のリレーメンテナンス

を施してのう。

iTowerを使うようになってから、長らく使っておらなんだステレオがあってのう。
ケンウッドのコンパクトステレオなのだが、先日のコンサートの余韻に浸ろうかと購入したCDを掛けるも音が出んようになってしもうておった。

これまでも、音がざらつく度に音量を上げて酸化膜の破壊を繰り返しておったのだが、ここに来てその技も効かぬようになってしもうたらしい。この機種特有の持病であるリレー接点の酸化が原因であろう。

なれば、やはり解体するほか無かろう。

↑悪名高きリレーモジュールは、この3つ

基板を本体から剥いで、半田を吸い取ってリレーを外し、プラスチックカバーを開けたなら、紙ヤスリで接点を丁寧に磨くが良かろう。

このところの解体に閉口したiBookなぞに比べるなら、遥かに優しい修理であるのう。

↑元通りに組み直すならば、Pureな美しい音色の復活

さて、分解して気付いたのだが、アンプ部からもCD部からも結構な熱が出ておる。これは、効率の悪いトランスのせいであろう。ノイズの元となるスイッチング電源よりも効率は悪くともトランスを使うが良かろうという古き良き時代の遺産であることを強く感じるのう。

リビングのデフォルト100W消費にも貢献しておるのであろう。夏に向けては、元電源の切断スイッチを追加するが良かろう。

何はともあれ、綺麗な音色が蘇ったなら、めでとし、めでとし。

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