にマグトラで出掛けてのう。
↑集合場所は、いつもの通称”小作のマック”
向かうは、名栗を抜けた先の芦ヶ久保辺りの苺園にて、マグトラでマスツーリングに参加するのも、峠道を走るのも今回が初めてでのう。
走るのが好きな人々なれば、コースは国道に非ず、茂木街道をぶっ走しる事となるが、倒せないマグトラのコーナリングは、思い切りリーンインしてコーナーに挑むのが、ポイントの様子。
へれ~っとコーナーに向かうなら、簡単に内輪が浮き始め、デフが効いて軽い空転とホッピングが始まろう。軽い車体なれば、意外にも体重移動の効果はひとしおと感ずる。
それでも、TETの面々のアベレージは速く、4輪車との避け違いの度に停止せねばならぬマグトラが、先行車両との距離が離れて行くのも致し方あるまい。
はて、目的地の芦ヶ久保も近付きつつある頃、先方に転倒者が見えるではないか。
近付いてみるなら、なんと赤べこの御仁が転倒しておる。
斯様な折には、マスツーリングの強みにて、御仁を道路脇に引っ張り込みながら、車両誘導と単車引き上げが同時に行われる手際の良さが幸いしよう。タイトコーナーにて速度は落ちていた筈なれど、御仁の痛がり様は、尋常でなく救急車の手配。
↑救急車到着には、暫し時間が掛かるも、簡単な現場検分を終え、早々に発信。
メインスタンドが当たって、そのままバタッと倒れたらしい痕跡。クランクカバーとカウルにダメージがあるものの単車の損傷はさほど大きくはない。
濡れ落ち葉の上をドリフトダンスしながら走る姿が焼き付いておる御仁の姿からは、何故の転倒か定か想像も及ばぬが、本人曰く、全く記憶に無いとのこと。
さて、救急車に同乗して病院に向かうたのだが、そこでの診断は肋骨の骨折5本乃至6本。しかも、全てが背側。痛くとも自宅近くの病院の方が良かろうと固定用のブレストバンドのみにて退院と相成り、息子さんの車にて自宅帰還となってしもうた。
↑車輌に巻き込まれた様子の靴左側と傷付いた愛用のケニーロバーツヘルメット
みずしまアニキの時にも肋骨を折った折には大変な痛みだったそうであるが、赤ベコの御仁にても、苦しさはひとしおである様子。とにかくもこんな折なれば、ゆっくりと骨休めをして欲しいものである。
何はともあれ、命に別状の無かったのは幸いであろう。
しっかりとした回復を願いつつ、復帰祝いツーリングを楽しみに待つが良かろう。
*.事故現場の緯度・経度をナビから手帳に控えておったゆえ、マグトラの回収に向かえたが、たまたまのこの行動が無かったなら、マグトラを何処に置いてきたのかも分からず、途方に暮れた事であろう。危なかったのう。
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