なる本を久し振りに読んでのう。
以前に読んだのは一昔も前のこととなろうか。
改めて、読み直してみるならば、如何にして日本が情報戦争の中で戦ってきたかが良く分かろう。
情報インフラの遅れが先進国の中でもひときわ遅れておると言われておったのは、高々一昔ほど前のことに過ぎぬ。
ここまで、日本がガラパゴス化を一過程とし、情報武装してきたのは、官民それぞれに、危機感を覚えた人々の意思があったのであろう事がより浮かび上がろう。
いま、特定の国や地域を除いては、ネットワークは随分と開放されたものとなってきた。各家庭にインフラが整い、SOHOや個人であっても情報交換のし易くなったことは疑いの無い事実であろう。
これから向かう先についての記述は、将来を細かく予見するものでは無かったが、今の現実に比してみらば、本書の的確さが改めて認識されようと言うもの。
そして更に今後に控えておる未来は、個人やベンチャーがよりビジネスネットワークを活用しやすいものとなっていくのであろう。
平易ではあるものの、今更ながら読み応えのある一冊であったのう。
めでとし、めでとし。
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