を試みてのう。
先日修理の済んだiBook G3であるが、専用のACアダプタが無う状態が続いておる。G4ノートと使いまわしておるのもいささか不便であろう。
iBookのアダプタのコネクタ形状は、少々特殊であって、材料収集に一手間余計に掛かるでのう。簡単に示すならとφ2.5mmのステレオミニプラグをRCAピンプラグの外側で囲った様な形で、他に例を見ない形状なれば、自作は少々難しかろう。
幸いにしてφ2.5mmのステレオプラグを見つけたならば、あとは24VのDC電源を用意できれば駆動電源を作ることは、容易であろう。その24V電源も多く使われる電圧であれば、幾つかのストックもあり、残すは、意気込みのみ。
φ2.5mmのピンプラグのみでは、簡単に外れてしまいそうな気配であるため、RCAプラグの一つを潰して外を囲うことにしてのう。純正品であれば、通電時にバッテリーの充電状況によりプラグ結合部がオレンジから緑に変化するのであるが、この仕組みは良う分からぬ。
↑φ2.5ステレオピンプラグ+RCAピンカバー=iBOOK用電源プラグ
<>|=|=|=|-]----
↑ ↑ ↑ ↑
| | | RCAピンプラグで作るシース部(B)
| |+24V
| GND
中心電極(A)
バッテリーを外すとA-B間には-22Vほどが掛かる
バッテリーを取り付けるとA-B間には2-3Vが掛かり、充電状況で変化する様子
A-B間を順方向に緑色LEDを接続するなら光らせる事ができそうだが、22Vの耐圧はきつい。なればともう一つ耐圧の高いダイオードを置きたくなるが、ドロップ電圧の低いものを選択せねば、LEDを光らせることも叶わぬであろう。
加えてバッテリーの無い折には、逆電圧が掛かる。簡単に実現するには耐圧ダイオードと定電流ダイオードにオレンジLEDを組み合わせる事となろうが、手持ちのディップ部品で実現するにはスペースが足りぬし、何よりコストも嵩んでしまおう。純正品ならば、多色発光LEDと幾つかのチップ部品を組み合わせておるのかも知れぬが、少々手の込んだ細工が必要であろう。
↑卒なく、動かば良しとするが良かろう。
コネクタの光に慣れてしもうては、光の出ぬ自作品は、心許なげで面白味にも欠けようが、給電の機能が実現されるなら、合格とするが良かろう。
めでとし、めでとし。
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