2011年4月10日日曜日

iBOOK G4の修理

を試みてのう。

昨日のiBook Ubuntu化に失敗した経験から、分解には少々強気になったならば、"思い立ったが吉日"宜しく修理に励むことと相成ってのう。

このiBook、ディスクが見えぬ様になってから既に一年以上が経過しておる。幾つかのインストーラーでインストールを試みるも一向にインストール先のディスクが見えぬ状態だったため、HDDが壊れたものと判じておったのだ。

↑この際ならばと、SDD化を画策

用意しておったのは、Trancsend TS32GSSD25-M。
妻のLet'sNoteをSSD化すべく手に入れておったのだが、3.3V仕様のLet'sNoteに5V仕様のこのSSDが適合するのか否か自信の無いまま、放っておかれた半導体ストレージが遂に日の目を見よう。


↑忘れないように場所ごとにテープでネジを留めながら解体。慣れてきても2時間コース。

嘗ての分解し易いMachintoshと異なり、あまりにも多過ぎるねじであるのう。

↑メモリも256MB⇒16チップ1GBへ大幅増量!

起動せぬようになる前に、増設しようと未だ高い頃に仕込んでおいたものだが、今ならきっと安くなっておるのであろうのう。

↑HDDからSSDへ。30GB⇒32GBで僅かに高容量化♪

と、ここまでは一度来た道なればと、順調に進むものの、HDDを交換したにも関わらず、インストール先にメディアが表示されぬ。予定したSSDに加え、手持ちのHDD2種類で試すも一向にメディアが認識されぬ。と言うことは、壊れたのは、HDDではなく、ロジックボード側であったろうか。

と思いつつ、組上げて考え直すに、いずれもLinuxインストール用にext2/3フォーマットされておったからであろうかと思いついた。

MachintoshはFAT32が読める筈、とWindowsからフォーマット(*1)し直して組付けるも認識せぬのう。
既にHDDを交換したり、フォーマットを変更したりと組付けたり外したりすること数え切れず。最早諦めるしかなかろうか、と9部組みにして、暫し一息。

はて、Machintoshフォーマットを未だ試しておらぬでは無いか。リストア中のiMACにてOSXジャーナルにてフォーマットするなら、何事も無かったかのごとくインストールメディアが現れおった。

つまらぬ時間を使うたものよのう。インストールメディアにディスクユーティリティーが付属しておることを思い出しておれば、分解修理も不要であったやも知れぬ。

↑仮組みながら、漸くインストール開始

この後、組上げてOSX10.4.9Tigerにアップグレード。この機種には、この辺りが最適であろうかのう。

今回仕込んだSSDはMLCタイプなれば、スピード感はさほど感じぬものの、ファンも回らず、HDDのあったパームレスト部分の温度も上がらず、静かなることは、嬉しいのう。

二日連続でiBookの解体組上げを繰り返すならば、ほとほと疲れ果てる様相となれども、安心して動く端末となれば、喜びも沸き出でようと言うもの。
めでとし、めでとし。

*1.WindowsからFAT32のフォーマット:
1.USBで外付けディスクとして端末に接続。
2.マイコンピュータを右クリックして"管理"、を選択
3.管理ウィンドウの"ディスクの管理"、を選択
4.対象のドライブ(今回はE)を選択
5.右クリックで"パーティションの削除"、を選択
6.右クリックで"新しいパーティション"を選択
7."FAT32"を選択してフォーマット。

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