2011年5月22日日曜日

第342回 国立名人会

を訪れてのう。

今回の演者は以下の通り。

前座:転失気をしらぬ和尚が小僧を使って医者に聞きに出すが、天酒器として盃と合点。
桂米福:身投げ屋家業で一儲けしようとしたのに、新たな身投げ屋に引っ掛かっちまう古典。
春風亭柳橋:素人芝居の役者に更なる飯炊き男を代演に起用しちまったもんだから大変。
昔昔亭桃太郎:登場人物が皆おんなじ声色と口調だったもんで寝ちまいやした。
柳家喜多八:お隣の壁に瓦釘を打ち込んじまう、おなじみの粗忽者引越し物語。
三増紋之助:仕込んでか仕込まぬでか、判らぬほどのはらはらドキドキの曲独楽回し。
三遊亭金馬:御鹿様の時代に犬と誤って鹿を殺めた豆腐屋与兵衛をキラズに裁く秀逸奉行の定番。

名人会と言う様相とは少々異なる雰囲気もあったが、暑い季節には、ばかばかしい日本の伝統芸能を涼とするも良かろう。

めでとし、めでとし。

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