なされたとの報せを聞いてのう。
何も知らずにのほほんと過ごしておった1週間ほども前の2月13日に他界されたそうな。
つい先日たずねた折には、調子も良いと久しぶりに背広を着て出迎えてくださっておったのにのう。
未共の帽子を面白げに被って見せたりして和みの場を作ってくださっておったり、近年凝り始めたと言う瓦の復刻の話を楽しげに話して下さったのが、見納めとなってしもうた。
↑昨年の秋に立ち寄らせていただいた折に身共の帽子の被り心地を確かめる又三先生
親父様の代より懇ろにお付き合いをさせていただいておって、焼き物の失敗作が割られてしまう捨て場は幼少期においての良い遊び場であった。
今も身共の実家の縁の下を探せば、又三先生の失敗作が宝物としてしまわれておるのではなかろうか。
松代焼き復刻の匠には、今しばらくお付き合いをさせていただきたかったのう。
無念ではあるが、御霊の成仏・ご冥福をお祈り申し上げ候。
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