なるコンサートを聞きに及んでのう。
場所は、相変わらずの風のホール。
クラシックをサックス中心の管楽団で行う催しに惹かれて、聞きに行ったのだ。
内容は、比較的安心感のあるバッハの曲と現代音楽調が交互に演奏されると言うプログラム。
この現代音楽調の曲目なるは、難解ではあるのだが、GSサウンドと言おうか民謡といおうか、何となくも古めかしいイメージを感じさせるものであって、耕運機に最新のボートのエンジンを載せたらこんなんなりました的なチグハグ感の仏拭できぬ、もとい、それを楽しむべき演奏であった。なれど、どうも身共の肌には馴染まぬ感触にて、この楽団の演奏を再び訪れる事は無かろうのう。
実際、馴染みの感じられる一部のファン以外の反応は、「バッハの無伴奏チェロを管楽で、と言う趣向は面白そうに思えたのだが、やはり無理があると言うことであろうかのう」と身共同様の雰囲気を醸し出しておる様子であった。
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