をしてのう。
冬の間、エンジンが掛からず、どうなったか気掛かりであったが、春の暖かな陽気となれば、幾分長めにセルを回せば、元気良く始動し始め、安堵しよう。
おそらくは、燃料ラインにたまった水分が凍結しておったのであろう。
さて、このライガー、不整地にはめっぽう強い筈であるのだが、ステアリングのキックバックの強いのが玉に瑕。
なればと、前足を持ち上げて様子を見たんである。
↑これほど傾けても残る3輪はしっかり接地
リジッドの足回りにあって、このトラクション性は、あらためて、感動に値しよう。
↑珍しいライガーのフロント足回り、分かり易い作り。
ステアリングの舵角に応じて、車体の屈曲用のリンクが作動する。
↑給油のため、国道を時速14kmで走行するライガーの車窓から
幅の狭いライガーなれば、たとえ二桁国道であっても、脇に沿って進まば、危惧するほど車の流れを滞らせずに済もう。
約10リットルの給油ついでに水抜きとカーボンクリーナを兼ねる燃料改質剤をたっぷりと仕込まば、次の冬は始動が叶おうかのう。
ボディーサイドの燃料タンクは大きく見えるものの、いざ入れてみるとトータル11~12リットルほどの容量ほどしかない様子。OHVの農耕機械なれば、燃費は期待できぬと思っておったが、意外と良いのかも知れぬ。
斯様に機関、車体ともすこぶる快調であっては、もう少し、活躍の場を増やしてやりたいものよのう。
めでとし、めでとし。
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